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2019.03.31

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網の目のように張り巡らされた東京の地下鉄。丸ノ内線や銀座線に迷わずに乗れるのは、案内標識があるからです。視力が良くなくても、その標識を見ることができるのは眼鏡があるからです。
 
案内標識や眼鏡は「手立て」。迷うかもしれない、よく見えないかもしれない場面での手助けといってもいいかもしれません。あまりにもあたりまえになっているので、私たちは「手立て」があることを意識しないだけです。
 
このことに気づかせてくれたのは、佐藤義竹先生(筑波大学附属大塚特別支援学校教諭)。昨日は、その佐藤先生が講師となった「すきなのどっち?」のワークショップ&セミナーの日でした。
 
セミナーで「手立て」というお話がありました。
 
「困った子供」というのはいなくて、「困っているのは子供」であること。「手立て」があれば、子供は困ることはなく、むしろいいところを発揮できるようになること。だから「手立て」はとても大切ですよ、というお話。その「手立て」の例として、冒頭の地下鉄の案内標識や眼鏡をあげてくれたのでした。すごくいい例だと思いました。
 
「手立て」は本人も気づかないくらいに、自然なものなんです。
 
「すきなのどっち?」のはじまりも「困っている子供」への手立て。
 
休み時間に何をしていいのかわからなくて、他の子にちょっかいを出したりしてしまう子に、その子が好きそうな活動をカードにして、いくつか提示して選んでもらったのがはじまりです。
 
休み時間に他の子にちょっかいを出すのは、困った子ではありません。「何をしていいかわからない」=「困っている子」だったのです。
 
活動を選べるようにしたカードが「手立て」です。カードにして選べるようにしたことで、その子は自分の好きな活動ができるようになり、休み時間が楽しく充実したものになりました。
 
「手立て」というのは、教育界隈の専門用語として使われているそうですが、気づけば、私たちは手立てがあるおかげで困らずに行動できている場面が多いんですよね。
「困った子」ではなく「困っている子」、「手立てを講じてもらえない子」。そんな見方ができて「手立て」を考えられるようになるといいですよね。
 
佐藤先生のお話、とても良かったので引き続き、またお伝えします。
 
それにしても、セミナーの前にワークショップって大正解。みなさん、すごくやわらな表情で佐藤先生のお話に聞き入っていました。

 
 
 

トビラコ店主より

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