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2021.12.21

トビラコへ、ようこそ

~店先で、ちょこっとおしゃべり~

お試しいただける商品をまとめました、こちらです。
 

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時計の読み方をわかっている人間が、わからない人間に教えるのは難しいことです。
 
日々、あたりまえのように時計をみて数十年も暮らしていると、時計の読み方のどこがわからないのかが、わかりません。「そこからですか」の「そこ」がどこかわからないわけです。
 
筑波大学附属大塚特別支援学校の佐藤義竹先生は、「そこからですか」の「そこ」をみごとに教える側に示してくれます。
 
1日1歩 スモールステップ 時計ワークシート』(佐藤義竹著 合同出版)は、佐藤先生が、特別支援学校の生徒に教えていた時計学習のプリントが元となっています。まさに「そこからです」の「そこ」の集積のようなワークシートです。
 
時計が読める側は、丸い時計の中で、1時間の範囲というのは、あたりまえようにわかっていますが、わからない人間はとことんわかりません。
 
短い針が、「10」と「11」の間を指していて、どちらかというと「11」に近いと11時かもしれないと思ってしまうかもしれません。
 
10と11の間は10時というのは、よく考えると、暗黙の了解ともいえます。
 
特別支援学校の先生は、この「暗黙の了解」をじつにうまく見える化してくれます。
 
佐藤先生もまた、そうです。「暗黙の了解」をすべて「見える化」すると、丸い時計盤には、じつにたくさんの情報がつまっていることがわかります。
 
長い針の60分の分刻みもそうです。すべて見える化することで初めてわかることです。
 

見える化して、理解できるようになったら、見える化を少しずつ外して(これがスモールステップ )て、「暗黙の了解」にしていくわけです。
 
わかっている人間にとっては目から鱗のワークシート。時計学習に不安やつまずきのある子におすすめです。

 
 

 

トビラコ店主

 

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