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トビラコへようこそ!
それを前にすると誰もが、にこやかになって、自分の世界に没頭してしまう。
その姿を見て、トビラコでもお届けしようと決めたのが「小さな花畑」です。
もともと、高齢者の施設でレクレーションとして行われていました。
その様子を見せていただく機会があり、これは子どもたちにも絶対にいいはずと思い、トビラコでも提供することとなりました。
販売の前に、ある放課後等デイサービスで試しいただいたのですが、これがとてもおもしろく、やはり高齢者とは楽しみ方が違うんだなと思いました。
「小さな花畑」は、8種類の季節の花から好きな花を選んで、切って専用のカゴにアレンジします。どの長さに切ってもいいのですが、お年寄りたちは比較的長く切ります。どこか生け花を意識しているのかもしれません。
これに対して子供はとても短く切ります。ブーケの感覚ですね。使う花の量も違います。お年寄りたちはたくさん使うのに対して、子供たちは量はそれほど使いません。これは、とてもうがった見方なのですが、花というのはエネルギーそのもので、お年寄りの方が、子どもに比べてより多くのエネルギーを必要としているのかもしれないと思いました。
でも、一番違ったのは集中力です。子供の集中力はやはりお年寄りはかないません。おしゃべりせずに、黙々と手を動かして没頭しているのです。まるで花の世界に入っているような、そんな感じでした。
できあがったものを見ると、寡黙な子がアレンジした花カゴがとても饒舌だったり、その逆に、よくおしゃべりする子がアレンジしたものは清楚でシンプルだったり。内に秘めたものが文字通り花開いた感じがしたのでした。
それにしても8種類の花をみな同じ条件で使って、アレンジしているのに、できあがたものは見事に違っていたのにも、改めて感心しました。これがお花の先生がいたら、こうはならなかったでしょう。先生に習って覚える楽しさと、先生がいないからこその楽しさと両方ありますね。
放課後等デイサービスでなくても、一般のご家庭でも5人以上であればお受けします。家庭でやるのも面白いかもですね。
トビラコ店主より
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人気ブロガーのアマミモヨリさんが「きいて・はなして はなして・きいて トーキングゲーム」をブログに書いてくれました。おもしろくて、ためになる使い方です。
http://ameblo.jp/amami-blog/entry-12282332914.html?frm_src=favoritemail
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トビラコが編集した本
【5刷決定!】『発達障害の子のためのすごい道具』(小学館)
『発達障害 あんしん子育てガイド』(小学館)
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