自動下書き
トビラコへようこそ!
こうなるといいなと思っていたことが、ひとつ実現しました。
【お知らせ】のコーナーでも掲載していますが、トビラコの「たたみ方れんしゅうボード」が、明日8日(金)NHKニュース「おはよう日本」の「まちかど情報室」という情報コーナーで取り上げられることになりました。
「たたみ方れんしゅうボード」はトビラコが最初に手がけた商品です。この商品ができたときは、トビラコに来る人来る人に見せて実際に使ってもらったりしました。
「こういう商品、NHKのまちかど情報室みたいな番組で紹介してもらえるといいよね」と、半ば妄想かもしれないと思いつつ話していました。それが本当に紹介してもらえることになったので、うれしいを通り越しているところです。
「たたみ方れんしゅうボード」は、編集者時代に筑波大学附属大塚特別支援学校を取材させていただいたときに目にした「たたむ順番がわかるシート」にヒントを得ています。この工夫に感動して、これを商品にしたら助かる子っていっぱいいるなと思い、案内してくれた安部博志先生にそのことを伝えました。
その安部先生の本『発達障害の子のためのすごい道具』を編集し、「たたむ順番がわかるシート」を「たたみ方れんしゅうボード」として作ることになり、安部先生の本に掲載することになるとは! 自分でも驚いています。
「たたみ方れんしゅうボード」が今の形になるまでは、試作品を作っては安部先生の生徒さんたちに使っていただくということを繰り返しました。
そしてようやく「これなら使えるよ」と先生から聞いた時はホッ!としましたが、それでは終わらず、そのあとの安部先生の言葉に衝撃を受けました。
「でもね、あの子たちに、なんで服たたまなければいけないの? と聞かれたよ」というのです。
何か、根本を突きつけられたような気がして、この疑問に答えないことには、この商品は使ってもらえないと思いました。
そこで、商品の説明書きに、服をたたまないでしまった場合と、たたんでしまった場合を比べられるように、イラスレーターのオグロエリさんに描いてもらいました。
放映では、障害のある子のために開発されたというのではなくて、たたみ方を教えてもらうボードとして紹介されるようです。
ま、それでも間違いではないし、実際には障害のあるなし関係なくお使いいただいています。
障害のある子にとって使いやすいものは、そうでない子にも使いやすいものが多いということを、広く知ってもらえるといいかなとは思います。
さて、やや話の向きが変わって、この先はぼやきなので、読みが流すか、スルーしていただいて結構です。
これまでも、マスコミや人気ブロガーさんなどにトビラコの商品をときどき紹介していただききました。見たよ、読んだよ、と言われるとてもうれしいのですが、「いくら払っているんですか?」と聞かれると悲しい気持ちになります。
もちろん、そのような世界があることも知っています。
でも、取り上げてくださる方たちは、「こんなところにこんなものがあったよ」とか「これを多くの人に知ってもらいたい」という気持ちから紹介してくださっているのになあ。
明日放映される「たたみ方れんしゅボード」も、NHKのディレクターからお問い合わせメールをいただいたもので、こちらから働きかけてはいません。
こんなことをグタグタいっても仕方ないのですが、トビラコのように小さな小さな本当に小さなサイトの商品が、少し目立つとお金が絡んでいるに違いないとか、店主はマスコミにいた人だから上手いことやっているんだ的に思われてしまうのが、ちょっと寂しいのです。マスコミにいたからといって、そんなにうまいこと取り上げたもらったりはしません。念のため申し上げておきますね。
トビラコ店主より
ーーーーーーーーーー
人気ブロガーのアマミモヨリさんが「きいて・はなして はなして・きいて トーキングゲーム」をブログに書いてくれました。おもしろくて、ためになる使い方です。
http://ameblo.jp/amami-blog/entry-12282332914.html?frm_src=favoritemail
ーーーーーーーーーー
ーーーーーーーーーー
トビラコが編集した本
【5刷決定!】『発達障害の子のためのすごい道具』(小学館)
『発達障害 あんしん子育てガイド』(小学館)
ーーーーーーーーーー