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「どれにする?」と私たちは、簡単に子どもに聞くことがあります。
この質問への戸惑いを、作家で自閉症当事者として発信している東田直樹さんは次のように語っています。
「どれにする?」と聞かれると、僕はまず、何を見ればいいのか考えます。それがわからないと、選ぶ前に、目についた物や書かれている文字を、口に出して言ってしまいます。何から選ぶのか、選択肢をひとつずつ言いながら見せてもらうと、僕は指を指して答えることができるようになりました。
— 東田直樹 Naoki Higashida 【公式】 (@higashida_naoki) August 25, 2023
「どれ」と言ったときに何を指しているのかを「暗黙の了解」としていることが往々にしてあります。
東田さんの指摘とズレるかもしれませんが、例えばクローゼットを開けて「どれにする?」と聞いたとします。聞く側は、「どの服を着る?」と聞いているつもりでも、聞かれが側はクローゼットの中のどれを指しているのかがわからないことがあります。洋服だけではなく、帽子や鞄などが入っていたら、どこを見ていいのかがわかりません。
レストランのメニューにしてもそうです。あまりにも情報量が多くて、一体どこを見て決めたらいいのかがわからないことはあります。
「どれにする?」は、漠然とした聞き方です。
何から選ぶのか、選択肢をひとつひとつ言葉にすると選びやすいと東田さんは言います。これ、すごく参考になりますね。
「すきなのどっち?」は、まさに選択肢を絞りに絞って、指差して選べるようにしています。東田さんの言葉から、改めてこのゲームがなぜ特別支援学校から生まれたのかが、今さならながら理解できました。
トビラコ店主
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小学館子育てサイトHugKumでtobiracoのコミュニケーションゲームが記事になりました。
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