お知らせ一覧

2019.04.03

トビラコへようこそ!

〜店先で、ちょこっとおしゃべり〜
入園・入学・進級応援キャンペーン 5%offのご案内はこちら
 

療育は早ければ早いほどいいのでしょうか? 
 
すごく気になるところですよね。これについて、一番納得のいく道案内をしてくれるのが言語聴覚士の中川信子先生です。
 
療育の扉を開ける前に、サポートが必要だというのです。
1歳半健診、3歳健診で「療育が必要」と言われて、すんなりと「はいそうですか」とはなかなかいかない親が多いのではないでしょうか。
 
親としてみれば、もう少したつと、言葉がもっと出るようになるかもしれない。落ち着くようになるかもしれない。そんな風に思っているのに、無理やり療育をすすめられてしまうのは、なんか納得できない。それはそうです。
 
無理やり療育の世界に押し込められるようにして入るのではなく、親が自分から「やっぱり療育がいいのかな、行ってみようかな」という気持ちになって、自分で療育の扉を開けるのがベスト、と中川先生は提言しています。(『発達障害 あんしん子育てガイド』(小学館))
 
無理強いされた療育は、ずっと納得いかないものを引きずってしまうというのです。
 
療育に入る前に、心理相談、言葉の相談などを受けつつ、少しずつ「うちの子の成長」について考えてからでも遅くないと、中川先生は『発達障害 あんしん子育てガイド』の中でおっしゃっています。
 
引用してみます。
 
療育というのは「治療教育」から出ているため、訓練して能力を伸ばして、みんなに追いつかせるものというイメージがありますが、実はそうではありません。
 
(中略)
 
「療育」ではその子がちょっと頑張ればできる遊びや課題を提供してもらえます。すると「できた!」「自分もやればできる」という喜びが得られます。それは自己有能感や自己評価の高さにつながり、この後、思春期を迎えるまでの生きる基礎となります。
 
(中略)
 
わが子にどう関わればよいかわからず途方にくれる保護者も多いですが、「療育」ではわが子の特性に合うかかわり方を専門家に教えてもらえる利点もあります。
 
引用終わり。
 
これを読むと逆に、どのような療育施設を選んだらいいのかもわかりますね。みんなに追いつかせようと、訓練をさせるところでは、ダメ。保護者の相談に乗ってくれないところやアドバイスがないところも、疑問が残るということです。
 
質のいい療育をイメージできるようになってからでも、療育の扉を開けるのは遅くはないと思います。

 
 
 

トビラコ店主より

ーーーーーーーーーーーーーーー

小学館の子育てサイトHugKum(はぐくむ)に、月1回の連載をしています。
ーーーーーーーーーーーーーー

ウェブサイト以外でも発信しています。

Facebookはこちらから(日々、なんか発信しています)

LINE@はこちらから。
友だち追加

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
サイトオープン1周年「ありがとう!」キャンペーン実施中。
毎月3名様にtobiracoオリジナル商品を1点さしあげます。
詳しくは、こちらを。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
【香りお試し便のお知らせ】
tobiracoでは、発達障害の子のための「補完医療」として療育アロマを発売しています。

発達障害の子のための精油

tobiracoの療育アロマって、どんな香りなの?
という方のためには「香りお試し便」(費用は切手代のみ)をお届けしています。

「香りお試し便」は、
専用の厚紙のスティック(試香紙)に「おだやか」と「きりり」の香りを染み込ませてお届けします。

ご希望の方は、返信用の封筒に82円切手を貼ってトビラコ宛にお送りください。

<返信用の封筒にお書きにいただくこと>
1)お届け先のご住所2)郵便番号3)お名前
82円切手が貼られていない場合は、お送りできませんのでご注意ください。

<宛先>
〒 145-0065
東京都大田区東雪谷1-12-1
Maison15 203
株式会社 tobiraco「香りお試し便」係

お申し込みいただいてから、ほぼ1週間以内にお届けできるようにいたします。

発達障害の子のための精油

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

トビラコが編集した本

発達障害の子のためのすごい道具』(小学館)

発達障害 あんしん子育てガイド』(小学館)

ーーーーーーーーーーーーーーー