トビラコへようこそ！
〜店先で、ちょこっとおしゃべり〜
いつの時代も若い母親というのは、年輩の母親から批判されます。
東京・小平で障害のある子と放課後や夏休みに遊ぶ会が発足された1978年もそうでした。障害のある子数人とボランティが４人が行なっていた「遊びの会」に対して、年輩の母親たちから「若い親を甘やかすな」との苦情が出ました。
遊びが子どもを成長させることは、障害のあるなしにかかわらず同じです。
発足させた「遊びの会」に対して、行政に補助金を求めると、ここでもまた「学校に通っているのに、なぜ、放課後の活動にまで金を出すのか」と返されてしまう。
今では、考えられないような逆風の中、道を切り開いてくれた人たちの勇気が「放課後等デイサービス」の制度へとたどり着きました。
制度が先ではなく、子どもが先。制度を考える時に、このことはとても大事ではないかと思います。
散々批判を浴びた「遊びの会」のボランティア学生が、今では「障害のある子どもの放課後保障全国連絡会（全国放課後連）の副会長です。「遊びの会」は「ゆうやけ子どもクラブ」という放課後等デイサービスの施設となり、３つの事業所を抱えるまでになりました。
放課後等デイサービスの先駆けともなった「ゆうやけ子どもクラブ」を1年半にわたって追ったドキュメンタリー映画「ゆうけ子どもクラブ！」が、11月16日から上映されます。
トビラコのサイトでも、昨日からこちらで紹介しています。
よろしかったら、映画をぜひご覧ください。
トビラコ店主より
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