お知らせ一覧

2019.11.13

トビラコへようこそ!

〜店先で、ちょこっとおしゃべり〜

 

「自分を孤立させない」ことは、とても大切だと思います。
 
放課後デイサービスのドキュメンタリー映画「ゆうやけ子どもクラブ!」に出てくる保護者のお父さんが、これだけは伝えたいという口調で話す場面があります。
 
「(障害のある)こういう子のお母さんって、孤立している人がすごっく多いんです。だから、ゆうやけ(子どもクラブ)のようなところに、絶対来た方がいい」
 
お父さんにとっても、ゆうやけのような場は必要です。
 
トビラコ店主の父(故人)は、男社会の会社に勤めていたサラリーマンでした。自分の息子や娘に障害があることは、おそらく同僚には話していなかったと思います。
 
でも、妹の施設のお祭りには積極的に出かけて、屋台で綿あめを作る役を買って出ていましたね。ルパシカにベレー帽姿の昔の画家のような格好で喜んで売っていました。そういう時の父はとてものびのび(子どもが言うのも変ですが)としていて、晴れやかな顔をしていました。

 
障害のある子の親同士が、なんの気兼ねもなく集まれる場は父親にも必要なんです。
 

映画「ゆうやけ子どもクラブ!」でバザーの準備をする場面もいいんですよね。バザーに出すものを作りながら、お母さん同士が、いかにわが子に手を焼いたかを話す場面です。
 
「うちは、カーテン引きちぎられた」
「うちなんて、壁がボコボコだよ」
 
こんな話をしながら、手作業をしているんですけどね。でも、こういう話って、他のお母さんたちには伝わりません。自分の話に共感してくれる人がいてこそです。
 
そう、孤立を予防するのは共感してくれる人がいる場なんです。肩の力が抜けて、大変なのはウチだけじゃないと思えるし。そこに先輩母がいて「うちも昔そうだったけど、今はゲームばっかりしているよ」とか言って、出口を見せてくれたりするとホッとします。
 
こういう場には意識的に出かけて「自分を孤立させない」ようにするのも、生き方の知恵のひとつではないでしょうか。
 
勉強会にとても熱心だけど、孤立している人はいるような気がします。
勉強会がいけないというのでは、もちろんないんですけどね。
 
ほっとできる場をみつけましょう、そこに積極的に出かけましょう、ということです。

 
映画「ゆうやけ子どもクラブ!」は、トビラコのサイトでも紹介しています。こちらからどうぞ。
 
 

トビラコ店主より

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