トビラコへようこそ!
〜店先で、ちょこっとおしゃべり〜
特別支援学校で生まれた教材が、他の特別支援学校でも無事活躍してくれているかどうか。とても気になるところです。
先日、ある特別支援学校の先生から「すきなのどっち?」が子どもたちに大好評といううれしいメールをいただきました。ほんと、うれしいんです、こういうメールって。
メールを要約すると、次のように書かれていました。
・子どもたちが、お昼休みも「すきなのどっち?」をやりたいと自主的な行動をとった。
・高学年の子が低学年の子どもと一緒にやるのに、小さい子用に自分たちで質問カードを作った。
というような内容で、開発者の佐藤義竹先生に伝えてほしいとことづかりました。
そこで、佐藤先生にお伝えしたところ、以下のようなメールがきました。
頂戴した感想、とても有難く読ませていただきました。
一つの教材も使い手によって様々な意味合いがあり、それを柔軟に活用することが大切だと思います。
まさに、感想をお寄せいただいた先生は、子供たちに応じて柔軟に使っていただいたことがとてもよく分かりました。
今後も、様々な場所で多様な活用をしていただけると嬉しいです。
とても嬉しい気持ちになりました。感謝です。
筑波大学附属大塚特別支援学校
支援部・教務主任 佐藤義竹
「すきなのどっち?」は、ゲームという形をかりた教材です。やや専門的な言い方になりますが、自分で(どっちが好きか)選ぶ=自己選択、自分で決める=自己決定、 相手に自分の思いを伝える=意思表明を大切にします。障害のある子は、意外と自己選択、自己決定、意思表明の機会が少ないように思います。まわりがその子に良かれと決めてしまうことが多いんです。自分の「好き」を伝えて、聞いてもらうことができる「すきなのどっち?」は、だから子どもにとっても新鮮なのかもしれません。
それだけにとどまらず、子どもたちが遊びたくなる環境を整えてくれた先生たちの柔軟さも大きいですよね。
じつは、ときどき、こんな風にご活用いただいている方と開発者の橋渡しという、うれしい役を仰せつかることがあります。お使いいただいている方、どうぞ、感想をお寄せください。橋渡しをさせていただきます。
トビラコ店主
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