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2020.09.05

トビラコへようこそ!

〜店先で、ちょこっとおしゃべり〜
 
お試しいただける商品をまとめました、こちらです。

 
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香りと記憶は深く結びついています。

 

嗅覚はヒトの本能に根ざしているそうですが(感覚というのはだいたいそうですよね)、生存のため、命を守るためだと聞いたことがあります。
 
腐った食べ物の匂い、毒の匂い、こうした匂いを記憶していないと命を落とすことになりかねません。消費期限が少しすぎたお肉が、まだ食べられるかどうか。私たちは、まず匂いを嗅ぎますよね。誰に教わったわけでもないのに、そうするのは、きっと遠い昔から祖先がやってきたことなのでしょう。
 
逆に、食欲をそそるような美味しい匂いもあります。これも、やはり記憶の引き出しに「美味しいもの」としてしまわれていたのでしょう。学校のプールの匂いで夏休みを思い出したり。私は、夏の夕暮れ時の畳の匂いが好きです。これもどこかの引き出しにしまわれていたものが引き出されるんでしょうね。
 

その香りで呼び覚まされる記憶。
 
不安なときに、その香りでほっとした。この体験も記憶の引き出しにしまわれます。そしてその香りがすると、「ほっとした体験」が記憶から引き出されます。
 
その子を安心させる手立ても療育のひとつだとすれば、香りでほっと安心させる手立てのひとつとしてアロマを使っていただきたいと思います。
 

 
ほっとする香り、好きな香りをぜひ大切にしてください。
 
この香りで、安心した、ラクになったという記憶があると、子どもは不安になったとき、自分からアロマを使って足浴をしたり、ディフューザーで芳香浴したりして自分自身を落ち着かせることができるようになります。自分で自分をケアできるようになるわけです。自分で自分をケアする。これが療育アロマの最終的に目指しているところです。
 
発達障害とアロマセラピーについて、こちらにまとめました。お時間のあるときにでもどうぞ。
 
 
 

トビラコ店主

 

 

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発達障害の子のためのすごい道具』(小学館)

発達障害 あんしん子育てガイド』(小学館)


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