お知らせ一覧

2020.09.06

トビラコへようこそ!

〜店先で、ちょこっとおしゃべり〜
 
お試しいただける商品をまとめました、こちらです。

 
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発達障害者の56%が「マスク困難」
 
こんな記事が9月5日(土)に出ていました。困難の理由はいろいろです。
 
臭いがダメ。肌に触れるのがダメ。水滴がつくのがダメ。
 
水滴というのはなんでしょうか? 汗なんでしょうか。感覚過敏だと思わぬところが気になってしまうんでしょうね。
 
臭いがダメ、というのはわかります。マスクは独特の匂いがありますよね。
 
臭いの問題を少しは解消できるかもしれないと、トビラコ ではマスクに「貼る療育アロマ」をおすすめしています。またマスクスプレーとして「プリペンティブアロマ レシピケア」「ナチュラルアロマスプレー きりり」があります。
 

貼る場所が鼻に近いので、子どもが使う場合は、シールを半分、または1/4に切ると香りの刺激を抑えることができます。


 

プリペンティブアロマ レシピケア。どちらかというと大人向けです。


 

ペパーミント、レモン、ユーカリの爽やかな香り。

 
よかったら、お試しください。
 
 
肌に触れるのがダメという子には、本人が心地よい生地でマスクを手作りしているご家庭もあるようですね。
 
厚生労働省は、2歳未満の子にはマスクを推奨していません。息苦しくても自分で取ることができないからです。世界保健機関(WHO)にいたっては、5歳以下はマスク不要という指針を出していますよね。5歳以下の子が他人に感染させるリスクが少ないからです。

 

マスクが難しい人のために、感覚過敏研究所という会社で開発した「センスマスク」が、最近は話題です。話すときに(相手が話すときにも)マスク代わりに、口元にあてる小さなセンスです。可愛いデザインなので、いかにもマスクの代用品という感じはゼロです。むしろおしゃれ!とすら感じられます。開発した方は中学生で、ご自身も感覚過敏があって、マスクをつけることができないそうです。ただ、子どもは使うのが難しいかもしれませんね。
 
この会社では、「感覚過敏」であることを表示する「感覚過敏マーク」の缶バッチも販売しています。

 

このように当事者が声をあげていくことで、初めて周囲は気づくわけです。今後も、当事者があげた声から周囲が気づくことってたくさん出てくるんじゃないでしょうか。
 
 
 

トビラコ店主

 

 

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小学館の子育てサイトHugKum(はぐくむ)に連載していました。
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トビラコが編集した本

発達障害の子のためのすごい道具』(小学館)

発達障害 あんしん子育てガイド』(小学館)


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