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2020.10.18

「トビラコへようこそ!

〜店先で、ちょこっとおしゃべり〜

お試しいただける商品をまとめました、こちらです。

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短いスケジュールカードを、「今すぐ使える! 特別支援教材のアイデア50」(佐藤義竹著 合同出版)で知ったときは、意表をつかれました。あ、その手があったのだ、と。
 

 
スケジュールというと、1日、1週間の、1か月というスパンが一般的ですよね。でも、短いスケジュールは、「宿題」→「休憩」→「読書」というように、3つ先の予定をカードにして貼っておきます。「3つ先」だと見通しが立ちやすいし、「できた」という達成感も得やすいというわけです。
 

1日のスケジュールだと「できなかった」となりがちな場合、「3つ先のスケジュール」を試してみてはいかがでしょうか。
 

 

「音読」→「休憩」→「お風呂」とか、「カバンからノートを出す」→「習ったことを振り返る」→「ゲーム」とかね。佐藤先生によると、最後に「お楽しみ」が待っているのがいいんだそうです。これは、わかります。私たちだって、この仕事(家事)が終わったら、Netflix観ようとか、見通しがあると頑張れます。

 

ともかく「できた」「終わった」という達成感が大事ですよね。

 

「できた」を味わうためには、ハードルは低く低く。3つ先からだんだんと4つ先に移行してもいいですし。
 

佐藤義竹先生のきめ細かな支援にはいつも感心させられます。現場で、子どもをよく見ているからなんですよね。おそらくですが、最初は1日のスケジュールを作っていたのではないでしょうか。でもそれではうまくいかない子がいて、それはなぜだろう? と考えて、1日ではやることが多すぎて見通しが立ちにくいということに気づいたのかもしれません(あくまで推測ですが)。うまくいかなかった教材に、いい教材のヒントがたくさん隠されているというのが佐藤先生の持論です。
 
子育てにも通用しそう。うまくいかないときに、なぜ?と考えざるを得ませんよね。だから、失敗は子育ての宝という人がいて、そうだなと思いますね。
 

手にしているのは、佐藤先生の手作り教材から生まれた「きもち・つたえる・ボード」(tobiraco)


 

 
 

トビラコ店主

 

 

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発達障害の子のためのすごい道具』(小学館)
 

 
 
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