「トビラコへようこそ!
〜店先で、ちょこっとおしゃべり〜
お試しいただける商品をまとめました、こちらです。
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今くらいの時期は、就学時健診があるころでしょうか。
自治体によっても違うので、一概にはいえませんが、学校の見学もさせてもらえそうなら、特別支援学校、特別支援学級、そして親世代にはなじみのない通級指導教室も見て先生からお話を聞いてみてはいかがでしょうか。
見学をする際に、どこを見るかです。授業を見学したのに、なんだかゲームばかりしていた。そんな風に思われたとしたら、それは違うんです。
トビラコで販売している「トーキングゲーム」や「好きなのどっち?」は、特別支援学校の教材を商品化したものです。教材なので授業で使われています。ゲームは授業の一環です。
このゲームをしているところをみると、「え? これのどこが授業なの?」と確かに思われるでしょう。
でも、いずれもゲームを通してコミュニケーション力をつける課題をこなす授業です。あるいは、自分の意思を伝えるための練習といってもいいかもしれません。
料理をつくってパーティをしているところをみた保護者は「特別支援学校では、ぜんぜん勉強を教えてくれない」と思ってしまったそうです。あわてて、先生が授業の意図を説明したという話を聞きました。
料理の中には、計る、分けるという算数的な要素が入っています。また、相手を気遣うというコミュニケーションの要素もあります。あと、ほかにもいろいろあると教えられたのですが、すみません、忘れました。
授業というと、教科書を開いて、先生が黒板に何か書いて、それを生徒が写して、机に45分座っているというイメージかもしれません。でも、そのようにして授業を受けるのが難しい子のための授業と思っていただいたほうがいいかもしれません。
先日、見学させていただいた通級指導教室は、こじんまりした部屋にいろいろなゲーム(もちろん教材です)があってアットホームな感じでした。きっと、子どもはほっとするんだろうなと思いましたね。
親の世代が通っていた学校や学級のつもりをして見学すると、あれ? ということになるかもしれないので、老婆心ながらお伝えしました。
トビラコ店主
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トビラコが編集した本
『発達障害の子のためのすごい道具』(小学館)
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