トビラコへようこそ!
〜店先で、ちょこっとおしゃべり〜
お試しいただける商品をまとめました、こちらです。
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療育アロマに寄せられる質問シリーズの続きです。
前回は、「どの香りを選んだらいいのかわからない」というもっと多く寄せられる質問にお答えしました。答えは、「お子さんの好きな香りを選んでください」。
今回は、「マッサージ」です。
マッサージについての質問もよくいただきます。質問の内容はいろいろですが、マッサージが必要かどうかという主旨のご質問が多いように思います。
マッサージには、「緊張をほぐす」という効用があります。発達障害のお子さんは緊張が強いことが多いので、手軽に緊張をほぐす方法としてマッサージをおすすめしています。
もうひとつの効用は、マッサージでお子さんの体調の変化に気づけることです。手足が氷のように冷たい。筋肉がこわばっている。こうしたことは実際に触れてみてわかります。
なので、「うちの子にマッサージが必要かどうか」というご質問に関しては、こうしたことをお伝えして「よかったら、お試しください」とお答えしています。
マッサージをする際の留意点としては、
1)お子さんの同意を得ること。
これはもっとも重要なことです。お子さんが嫌がる場合は、マッサージを行わないようにしてください。無理やりやってしまうと、マッサージ=嫌なものと擦り込まれてしまいます。
2)手を温めてからマッサージを。
いきなり、冷たい手で触られると驚きます。手を人肌に温めてから行うようにしてください。
3)そっと触らず、痛くない程度に力を入れる。
触覚防衛(触られることに敏感)の子は、そっとさわられることに拒絶反応を示すことが多いので、触る時はある程度の力をいれたほうが良いと思います。
4)せかせかとマッサージをしない。
ゆっくりゆっくりが基本。せかせかとしてしまうと、されるほうもせかせかとしてリラックスできません。「思っているよりもゆっくり」くらいでちょうどいいと思います。きもちがいいと、子どもがうとうとと眠ることがあります。
5)忙しい時は、手をさするだけでもOK。
ゆっくりマッサージをしてあげている時間がないときは、マッサージオイルをつけて手をゆっくりさするだけでも、大丈夫。
マッサージをするのに、アロマの香りが必要なのは、香りで子どもも親もリラックスできるからです。とくに、マッサージをしている側も香りでリラックスできるので、親の癒しにも効果的です。
これから寒くなる季節に、マッサージはおすすめです。
トビラコ店主
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小学館の子育てサイトHugKum(はぐくむ)に連載していました。
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トビラコが編集した本
『発達障害の子のためのすごい道具』(小学館)
『発達障害 あんしん子育てガイド』(小学館)