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「おたかなさんが、いたよ」と子どもが言った時、「おさかなでしょ」と言い直しをさせないでほしい。こんな話を、言語聴覚士の中川信子さんの講演でお聞きしたことがあります。
子育てにおいて「正しさ」は、子どもをがっかりさせることが多いですよね。
せっかく、「おたかな」を発見して、ママにいち早く教えたかったのに、ママは、そこを無視して「正しい発音」を教えたがってしまう。あ〜がっかり、ですよ。
そんなときは、「あ、ほんとだ、おさかながいたね」と返せばいい、と中川さんはおっしゃっていました。
おさかな発見を共に喜びつつ、言い直しをさせず、でも正しい発音を耳にいれています。
これと似た話があります。
ねむの木学園という障害のある子のための施設を設立した女優の宮城まり子さんの話です。
学園の子が、作文で「かえる、しみそう」と書いたのを、先生が「かえる、しにそう」と直したそうです。この直しが、とても残念だと宮城さんは語っていました。その子にとっては、「かえるが、いまにも、しみそう」と感じたんだから、そのままにしてほしかったというのです。
「しみそう」のほうが、なんだか、感じが出ている気がして、宮城さんの気持ちがすごくわかりました。きっと、その子はいつも「しみそう」と言っていたのだと思います。
この話が、ずっと心に残っていて、中川さんの「言い直しをさせない」という話で、にわかに思い出しました。
言語聴覚士のてらだななさんもまた「言い直しをさせない」派です。
てらださんの、子どもの食事のときのある習慣が、言葉の発音や滑舌に影響?に書かれていました。
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