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ことばドリルでおなじみのてらだなな先生が、言葉の遅いお子さんについて、執筆されています。
3歳で喋らないと障害を疑うべき? 考えられる原因&親として知っておきたいこと【専門家監修】(マイナビ子育て)
かなり詳しく書かれています。気になる方はご一読を。
先日、言語聴覚士さんに療育を受けていたというお母さんのお話をお聞きする機会がありました。
お子さんが、自閉症スペクトラムで発語が遅いのを心配して療育を受けたそうです。
療育を受ける前は、お母さんが一生懸命に言葉を教えていたといいます。
ボールが転がっていれば、「ボールよ、あれが、ボール、ボール」
というように。
ああ、これわかります。私も発語が遅い(ないに等しかった)妹に、絵本をひらいて「これが、りんご、りんごだよ」と教えていました。
反応はありません。今思えば当たり前です。話したくないんですからね。「りんご」を覚えてほしい、「りんご」と言ってほしいというのは、こちらの一方的な思いです。
で、そのお母さんが、言語聴覚士さんの療育で驚いたのは、名詞を使わずに教えていたそうです。
「ボール」という名詞ではなくて、ボールを転がして「コロコロ、ポーン」と言って、ボールに興味を持たせるところから入ったそうです。
コロコロという擬音語や擬態語をオノマトペといいますが、これが発語には有効らしいです。
ポイントは、「興味を引く」というところですね。興味がないのに、「りんご」「ボール」と教えても入っていかないものなんですね。
それと、もうひとつ、楽しいかどうか。そこも重要だ思いました。「教える、教えられる」という関係ではなく、「コロコロ、ポーン」といいながら遊ぶ、という感じでしょうか。
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