お知らせ一覧

2021.10.15

トビラコへ、ようこそ

~店先で、ちょこっとおしゃべり~

お試しいただける商品をまとめました、こちらです。
 

——————————–

 

子どもが緊張から解放されると、本来持っている力を発揮できるようになります。
 
姿勢保持用椅子シリーズ、「ザフ システム スクール」「シュクレN」「ポンパ」を開発した村上潤さん(株式会社アシスト会長)は、30年にわたって、体の不自由な子の姿勢を安定させる椅子を作り続けてきました。
 
傍目には、かなり体が不自由に見える子でも、村上さんが開発した椅子や、村上さんが独自に編み出したちょっとした工夫があると、子どもの姿勢が安定して笑顔になります。村上さんが求めているのは、この「笑顔」です。
 
子どもの体が緊張するのは重力に逆らった時だそうです。重力に逆らうと体は不安定になります。でも、その不安定な状態で姿勢をキープしなければならず、おのずと体は緊張してしまうのです。
 
「ザフ システム スクール」を例にあげてみます。
 
背中をピンと伸ばして、横からみて直角の状態で椅子に長時間すわることは、重力に反しているのです。
 
椅子に座ると、腰からお尻は後ろに傾くのが自然です。実際に、リラックチェアの多くはそのように設計されています。
 
ところが、学校の椅子となると、背中ピンの緊張を強いる設計になっています。体幹が弱い子にとって学校の椅子は苦痛意外のなにものでもありません。
 
そこで、村上さんはこれまで培ってきた技術を生かして、学校の椅子にセットするだけで、子どもが楽に座れるようにしました。
 
もうひとつ。村上さんが提言しているのは、人との関わりです。体を安定させる椅子があると、気持ちに余裕が生まれます(緊張から解放されているので)。
 
そのときに、見たいもの、聞きたいこと、やりたいことは、まわりの人との関わりから生まれるといいます。
 
これは、主にそれまで首や手を自由に動かせなかった重度の肢体不自由の子のケースを想定していなのだと思いますが、一般にも十分に通用します。
 
体の安定、そして気持ちの安定、この両方がそろって子供は自分の力を発揮できるのだということです。
 
 
 

 

トビラコ店主

 

********************************

ウェブサイト以外でも発信しています。

【お知らせ】
ソトコト』7月号の特集「ウエルビーイング入門」でtobiracoが取り上げられました。
 
PriPriパレット』(世界文化社)にトビラコ店主の「ちょっとためしてみませんか!」連載中

Facebookはこちらから(日々、なんか発信しています)

LINE@はこちらから。イベントのお知らせなどもしております。

友だち追加

*******************************