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発達障害のある子の小学生時代を振り返って語っていただくシリーズ、3回目をアップしました。
ウチの子の小学生時代(3) 好きなことをやれたから、力を発揮できた
これまでの2回は、こちら。
ウチの子の小学生時代(2) 「休んだら負けだよ」が娘を追い詰めた
これで、ウチの子の小学校時代、3部作(大げさ)が出揃いました。3部を通して共通しているのは、「自尊心」「自信」をもてるようになって、ようやく自分らしく生きられるようになった子どもたちの姿です。
いじめにあって、つらい思いをしている子たちが、自分の居場所を見つけることで、自信をもつことで息を吹き返すようになります。もし、学校に子どもの居場所がなければ、学校の外に居場所を見つけられるように、親としてはしてあげたいものです。
フリースクールを思い浮かべる人もいるかもしれません。でも、意外なところで居場所が見つかる場合があります。
あるお母さんに聞いた話です。
娘さんは、自閉症スペクトラム等、さまざまな特性を抱えています。学校でいじめにあい不登校になりました。1日中家にいると気分も塞いでしまうだろうからと、近所の合唱団に娘さんを参加させたそうです。
「娘は、楽譜を読めないんですが、音楽は好きです」とおそるおそる団長に尋ねました。団長は流暢な日本語が話せるイタリア人です。
「大丈夫、大丈夫。イタリア人は楽譜なんで読めなくても歌うよ。明日から来なさい」と歓迎してくれました。
それを聞いたお母さんは、一気に肩の荷がおりて、とても開放的な気分になったそうです。
娘さんは、合唱団に入団してやがて中心的な役割を果たすようになりました。合唱団は楽しくて、自信を取り戻したそうです。
居場所は、どこにあるかわかりません。
学校の勉強はいくらでもやり直せます。取り返しがつきます。でも、心に負った傷は深いほど取り返しがつかなくなることがあります。
ウチの子の小学校時代、3部作は、そんなことも教えてくれます。
トビラコ店主
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