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2021.12.24

トビラコへ、ようこそ

~店先で、ちょこっとおしゃべり~

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作文の書き方を教えるのは、とても難しいことだと思います。
 
算数と違って、作文にはこれといった正解があるわけでもありません。もちろん、文の構成やら起承転結というものがあって、そこにそって書けばそれなりに書くことはできます。
 
でも、一番の問題は、それ以前にあります。
 
なにを、どう書いたらいいのかがわからない。
 
これなんです。書けない子や書きたくない子の悩みは。
 
たとえば、友達と遊んで楽しかった、クリスマスプレゼントをもらったうれしかった。これを書きたい。でも、どこから書いていいのかがわからない。
 
「楽しかった」「うれしかった」と書きたいのに、そこにたどりつくまでの手がかりがわからないわけです。
 
これには、日本語特有の語順も関係しているそうです。
 
英語なら、私は楽しかった(うれしかった)、なぜなら、こんなことがあったから、それはどこで〜。というように、まず最初に感情がきます。動詞がくることもあるでしょう。私は遊んだ、どこで、だれと、そして〜、というよに。でも日本語はそうではありません。
 
楽しかった、うれしかったという気持ちを書きたいのに、そこにたどり着くまでにあれこれ書かなくてはなりません。
 
ここに着目したのが、発達クリニックの小児科医、河野正樹先生です。
 
ひとこと日記帳は、最初に感情を選ぶようになっています。
「うれしかった」「たのしかった」「かなしかった」「いらいらした」「ドキドキした」「ありがとう」「くやしかった」「やったーと思った」
 
そのあとに、それはいつのことか、どこであったか、だれといっしょだったか、ということを書き込むように作られています。
 
自分の気持ちが動いた記録ともいえます。
 
作文は、そもそも「気持ちが動いた」記録でもあるわけで、その練習にいいと思います。
 
日記として、あとから子ども自身が振り返るのもいいのではないでしょうか。自分自身をモニタリングできます。

 
 
 

 

トビラコ店主

 

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