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東日本大震災で被災した自閉症の子のお母さんに話を聞く機会がありました。
自閉症の特性である「こだわり」「環境の急激な変化に対応できない」「気持ちの切り替えが苦手」そして、「いつまでも消えない嫌な記憶」(専門用語があると思いますが)による、問題行動などが出て、本人もご家族も何年にもわたって大変な思いをしました。
水洗トイレが使えないことに納得がいかずに、10年近く毎日失禁していた子もいるとのこと。話を聴かせていただいたお母さんのお子さんは、震災後、暴力を振るうようになりました。幸い専門医から心のケアを受けることができ落ち着きを取り戻すことができたものの、フラッシュバックが2020年まで起きていたそうです。あげればきりがないくらいに、さまざまな自閉症特有の事例があります。そのお母さんは、自閉症の子には特に「早期の心のケア」が欠かせないと繰り返しおっしゃいました。
災害時時の「子どもの心のケア」の重要性は知られるところとなりましたが、「自閉症の子の早期の心のケア」については、あまり言われていないように思います。なので自閉症の子を抱えながら被災したお母さんの話を、近々サイトにアップします。
話を聞きながら思ったのは、震災に限らず、そして自閉症でなくても、日常生活の心のケアは早いにこしたことはないということです。なにも大げさな話ではありません。専門医にかかるというのではなく、子どもの話を聴く時間を設けて、否定せずに聴くだけでもいいと思うのです。これも、心のケアにつながるのではないでしょうか。
実際、自閉症の子のお母さんの話では、お子さんの「問題行動」は専門医がお子さんの話をじっくり聴くことで落ち着きを取り戻したそうです。
愚痴を聴いてもらうだけですっきりすることがありませんか。それと同じなんだと思います。
トビラコ店主
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