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2023.02.11

~店先で、ちょこっとおしゃべり~

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親なきあとを考えるうえでも「梅切らぬバカ」は、観てほしい映画のひとつです。
 
今月からNetflixで配信されるようになりました。
 
「梅切らぬバカ」は、グループホームをめぐるあれこれをさまざまな立場の人たちが登場します。
 
加賀さん演じる50代自閉症の息子の母親、グループホームの近隣住民、グループホームに反対する近隣住民、反対運動を遠巻きに見ている子ども。
 

グループホーム建設には反対運動がつきもので、反対運動する側が悪者扱いという報道のされ方です。
和島監督は、本当にそんな単純な描き方でいいのかという疑問を持っていました。というのは、自閉症の男性と近隣の人たちの対立を描いたドキュメンタリー映画の監督助手をしていたときに、近隣の住民の話も聞いています。実際には報道されるような単純なものではなかったそうです。それを映画で描いたわけです。
 
映画では、グループホームを運営している人たちが近隣から孤立しています。孤立するからうまくいかない。うまくいかないからますます孤立してしまう。この悪循環です。
 
うまくいっているグループホームや施設は、地域の人たちとの交流の場を作っています。バザーであったり、近隣の人が参加できるイベントだったり。地域と共に暮らすというのは、一方的に「理解してください」や孤立してしまうようではダメなんですよね。
 
グループホームや施設を見学するときは、施設の中だけではなく地域との関係も施設運営者に聞くといいのではないでしょうか。
 
和島監督は、グループホームに子どもを入居させている親たちからも話を聞いています。監督に話を聞くと、グループホームを終の住処とは考えていない親がほとんどだったようです。グループホームの中でもトラブルはあります。
 
グループホーム=善、反対住民=悪、というほど単純ではありません。この点もそろそろ考える時期ではないのかなと思います。
Netflixでの「梅切らぬバカ」、よかったらご覧になってみてください。
 

和島監督のインタビューは、こちら

トビラコの記事はこちら

 

 
 

トビラコ店主

 

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小学館子育てサイトHugKumでトーキングゲームが記事になりました。
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