自動下書き
トビラコへようこそ
~店先で、ちょこっとおしゃべり~
お試しいただける商品をまとめました、こちらです。
——————————–
特別支援学校や支援学級の見学が、地域によっては行われているかもしれません。
見るべきポイントを特別支援学校の先生にお聞きしたことがあって、なるほどと思いました。
学校を見学させてもらうと、つい廊下や教室の掲示物、使われている教材などに目がいきがちです。でも、子どもが入学したら、これらは一変する可能性があります。教師が変われば掲示物も教材も変わる可能性が高いからです。
見るべきは変わらないものです。子どもが登校してから教室に入るまでを「うちの子だったら、ここは戸惑うかもしれない」などと頭の中でシミュにレーションしてみるといいでしょう。
まず、昇降口。靴を脱いで上履きに履き替える場面。靴を脱いですぐに上履きに履き替えられる位置に下駄箱があるかどうか。靴下のまま下駄箱まで行く動線だと戸惑う子もいます。この点は、先生にあらかじめ伝えておきましょう。
次に廊下。廊下に子どもが気になるようなものが置かれていないかどうか。例えばキラキラするオブジェのようなものとか。ヒラヒラするものとか。子どもが気にしそうなものが置かれているときには、あらかじめ先生に「うちの子、キラキラするものが気になって教室に入れないかもしれません」と伝えておくといいでしょう。
もし可能ならトイレも見せていただきましょう。まれに和式トイレを設置している学校もあります。もし和式トイレだったら、和式トイレの練習(設置しているところを探すしかないですが)が必要かもしれませんね。
余談ですが、用を足してから足し終わるまでの順序が絵カードになってトイレに貼られていたりすると、学校側の行き届いた配慮が感じられます。
支援学級の教室の窓が校庭側に向いている場合、校庭が気になる子もいます。わけを話して、イヤーマフやノイズキャンセラーの使用を検討してもいいかもしれません。校庭に背を向けた机の並びにしてくれれば問題ないのですが。
そのほかにもいろいろありそうですが、大事なのはわが子が登校してから下校するまでをリアルに想像することではないかと思います。
トビラコ店主
********************************
すきなのどっち? きもち・つたえる・ボード トライゲーム やってみたいのはどっち?を考案した佐藤義竹先生の『自信を育てる 発達障害の子のためのできる道具』(小学館)、好評発売中!
小学館子育てサイトHugKumに佐藤義竹先生のインタビュー記事が掲載されました。
発達障害の子どもたちの「苦手」や「できない」が私を成長させてくれた。子どもを診断名でラベリングしないで!【筑波大学附属特別支援学校・佐藤義竹先生】
発達障害の子の「できる」を引き出す学習道具ベスト5 筑波大学附属特別支援学校の先生が教えます!
Xはこちらから
Facebookはこちら
LINE@はこちらから。イベントのお知らせなどもしております。