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淡水魚を海水に放したら生きられないし、海水魚は川では生きられない 。
インクルーシブ教育について、澤田 智洋(コピーライター)さんがインタビューで、こう語っているのを聞いて、まったくその通りと思いました。
澤田さんは大手広告代理店でコピーライターの仕事をしながら、障害のある人が楽しめる「ゆるスポーツ」の普及活動もしています。
澤田さんご自身、お子さんが視覚障害(ほとんど見えない)、知的障害、自閉症の重複障害を抱えています。お子さんが盲学校に通うことで飛躍的にできることが増えて、自己肯定感も高まったそうです。
もし障害のある子もない子も同じ教室で学ぶ「インクルーシブ教育」なら、澤田さんのお子さんはここまでできることは増えなかったでしょう。
これを澤田さんは淡水魚と海水魚に例えたわけです。だから「分けるのがいい」というよりも、変わるべきは障害のある子ではなく環境(社会)の方というわけです。
ゆるスポーツも、そこに繋がっています。スポーツそのものが変われば、障害児者もスポーツを楽しめるというのです。厳しいトレーニングを経て勝負に臨むだけがスポーツではないという澤田さん。といって、勝敗を競うスポーツを否定しているわけでもなく、そういうスポーツがあってもいいと言います。
白が黒か、どっちがいい悪いというのではなく、一番大事なのはバランスという澤田さんの考え。100%賛成です。
澤田さんの視野の広さと柔軟さは、教育界や福祉の世界にはなかなかいないですよね。
ついでに、中学・高校をアメリカで過ごした澤田さん。障害のある子もない子も同じ教室で学ぶインクルーシブ教育でしたが、障害のある子はいじめにあっているのを目の当たりにし、まぜこぜのインクルーシブがいいとは言えないと話していましたね。この話も淡水魚と海水魚に繋がるのかもしれません。
トビラコ店主
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トビラコ店主が取材した記事が小学館子育てサイトHugKumに掲載
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小学館子育てサイトHugKumに佐藤義竹先生のインタビュー記事が掲載されました。
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