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「支援」と「ケア」は共通する点が多いと思います。
明日食べるものもないほどお金のない人にとっては、お金が支援でありケアになります。
子どもが熱を出して急に会社を休まなければならなくなった時、快くあなたの仕事を引き受けてくれる人は支援者であり、あなたを安心させる意味でケアしていることになります。
自分の不安を聞いてくれる人なら、占い師だって支援者であり、ケアする人です。
この視点、臨床心理士の東畑開人さんの『雨の日の心理学 こころのケアが始まったら』(東畑開人著 KADOKAWA)で学びました。東畑さんは、ケアという言葉を使ってますが、ケアを支援に置き換えることもできるかもしれないなあ、とずっと思っていました。
東畑さんは、ケアする人の9割が素人だというのです。その素人は、自身が人をケアしたり支援したりしているという自覚すらありません。困っている人を、安心させることが支援でありケアです。
これ、「学習支援」に(無理やりかもしれませんが)あてはめたらどうなるかな、と考えてみました。
たとえば、どうしても九九が覚えられないという子に「九九表をノートに貼っておけばいいんだよ」と言ってくれる人。カタカナを忘れるという子に「カタカナの表を小さくして、筆箱に入れておけばいいよ」とアイデアを提供してくれる人。子どもが「あ、そうか」と安心できます。
さらには、学校で嫌なことがあって「勉強どころでない」子を遊びに連れ出して気持ちの切り替えをしてくれる人。「勉強どころではない」状態を取り除いて、その子を安心させてくれます。
学習については、さまざまな分野で専門家がいて、子どもの障害特性に合わせた学習の仕方を提供してくれています。これはこれで、子どもが安心できて、とても大切です。でも、勉強に集中できるようになるための大前提は子どもが安心できることだ思います。この点は、専門家でなくても素人でも十分に支援やケアがでますよね。
トビラコ店主
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トビラコ店主が取材した記事が小学館子育てサイトHugKumに掲載
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