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合理的配慮が決まったら「書面に残す」のが大事と、繰り返しお伝えしています。
その場の雰囲気で、教師が「私に、お任せください。お子さんのことはよくわかってますから」などと言われて安心してはダメです。
これも繰り返しになりますが、合理的配慮は担任との約束ではありません。学校との約束です。担任との約束にしてしまうと、担任が変わったら、合理的配慮が提供されなくなってしまう可能性があります。
ところが、です。書面があるにもかかわらず、トラブルになった事例を私の投稿にリプライしてくれた人がいます。
ありがとうございます。
仰るとおり、口頭だと齟齬が生じ、適切な支援及び配慮が受けられず、子どもが混乱してしまうことがあります。
実際、今年度、書面があるにも関わらず、新任教科担任への引き継ぎを口頭で行いトラブルとなりました。
「引き継ぎは必ず書面で」と伝える必要もあります。— みぃちゃん (@mi_ha0119) October 31, 2024
教科担任制になると、引き継ぎがうまくいかないケースもあるのかなと思いました。
書面に残すメリットは、単に約束を守ってもらうためだけではありません。
成長とともに支援も変わります。また変えるべきだと思います。合理的配慮で得られた支援が書面に残っていると、振り返ることができます。たとえば、先生に読み上げてもらっていたけど、最近はパソコンの読み上げ機能を使うようになったとか。これまでは担任に予定の見える化してもらっていたけど、自分でスマホを使って管理できるようになったとか。いわば、その子の成長の記録にもなります。
合理的配慮は、通常は個別の指導計画書に記されますが、指導計画書がなければ「合理的配慮の事項」として詳しく書いておくようにすると良いと思います。その際には、誰が読んでもわかるように、誤解が生じることのないように、具体的に書くことが大事。使用しているツールの写真を添えてもいいですよね。「あの時、書面に残しておけばよかった」とならないように、繰り返しお伝えしていこうと思います。
トビラコ店主
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トビラコ店主が取材した記事が小学館子育てサイトHugKumに掲載
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