自動下書き
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文字を見て、読み方を覚えて、(繰り返し)書く。文字の読み書きの学習法に、私も含め多くの人は長らく疑いもしませんでした。
でもそれだけが文字の読み書きを覚える方法じゃないよ、と教えてくれたのは、他でもない読み書き障害のある子(人)たちです。
障害は「 」(かぎかっこ)つきにしないといけないかもしれません。多くの子が覚えられる方法で覚えられないだけで「障害」になってしまうのは、ほんとうはおかしいという感覚はもっていたいなと思います。
学習障害の概念を日本で最初に普及させて、今でも活動している上野一彦さんは先生たちにこう教えています。
「あなたの教え方で学べない子は、その子の学び方で教えなさい」と。
学び方は子どもによって違います。その子がどのようにして文字を覚えようとしているのか、どのような方法なら覚えられるのかを注意深く見ることが、本当は教える側に求められているのだと思います。
文字の記憶の定着に役立つ感覚は子どもによって違うそうです。多くの子は視覚(見る)で覚えるかもしれません。でも触覚(触る)を使った方が覚えやすい子もいれば、聴覚(聞いて)を使った方がイメージしやすい子もいます。あるいはそれぞれの感覚を重ねて定着させる子もいるでしょう。
たとえば、ひらがなの形を粘土やモールで作る遊びは、視覚と触覚と両方を使っているのかもしれません。
背中に書いた文字を当てる昔からある遊びは触覚を使っているわけです。昔の人は理屈はわからなくても、文字の覚え方(遊び方)は、いろいろあることに無意識に気づいていたのかもしれませんね。
トビラコ店主
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発達凸凹と向き合う 道具で「苦手」は消える
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発達障害の子どもたちの「苦手」や「できない」が私を成長させてくれた。子どもを診断名でラベリングしないで!【筑波大学附属特別支援学校・佐藤義竹先生】
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