お知らせ一覧

自動下書き

2024.12.16

トビラコへようこそ

~店先で、ちょこっとおしゃべり~

お試しいただける商品をまとめました、こちらです。
 

——————————–

 
書字障害や発達性協調運動障害の子にとって、ノートに文字を書くことはとても苦痛です。合理的配慮を申し出ながら板書をタブレットで撮影をしているケースも多いでしょう。
 
ところで書き写しにせよ、キーボード入力にせよ、撮影にせよ、板書の再現の目的ってなんでしょうか? ノートにいくらきれいに書き写したところで学習した内容が頭に入っていなければ意味がありません。極端なことを言えば、書き写しや撮影をしなくても板書を見て学習した内容が頭に入ればそれでいいわけです。
 
往生にして手段が目的化してしまうことがあります。板書の書き写しはそのいい例ではないでしょうか。書き写さなくても別の方法で頭に入ればよしとしてほしいなと思います。
 
余談ですが、私は編集者時代に東大生の小学校時代のノートを特集したことがあります(東大生特集は売れるのです)。編集部全員で知り合いのつて、そのまたつてを頼りながら150冊以上のノートを集めましたが、お世辞にもきれいと言えないノートはいくつもありました。罫線からはみ出していたり、余白も取らずにびっしりと書き込まれていたり。それでも本人が学習した内容を理解して定着していればそれでいいのです。もちろん、きれいに書かれてノートもありました。ようは、その子その子で違うということです。
 
ノートにきれいな文字できれいに書いていたとしても学習した内容が頭に入っていなれば全く意味がありません。目的と手段を履き違えてしまうと、なんのためのノートかわからなくなってしまいます。
 
学習したことが頭に入っていればノートは書かなくてよし、試験で学習の理解を確認するだけでよし、という先生って現れないものでしょうか。

 

トビラコ店主

 

********************************
 
朝新聞EduAで
トビラコ店主の連載が始まりました

発達凸凹と向き合う 道具で「苦手」は消える

トビラコ店主が取材した記事が小学館子育てサイトHugKumに掲載
 
障害のある子の困り感を解決する「合理的配慮」とは?スペシャリストに聞いた、うまくいく心構えと実践手引き
 

 
すきなのどっち? きもち・つたえる・ボード トライゲーム やってみたいのはどっち?を考案した佐藤義竹先生の『自信を育てる 発達障害の子のためのできる道具』(小学館)、好評発売中!

トビラコ 書籍 『自信を育てる 発達障害の子ためのできる道具』
 
小学館子育てサイトHugKumに佐藤義竹先生のインタビュー記事が掲載されました。
 

発達障害の子どもたちの「苦手」や「できない」が私を成長させてくれた。子どもを診断名でラベリングしないで!【筑波大学附属特別支援学校・佐藤義竹先生】

 

 
発達障害の子の「できる」を引き出す学習道具ベスト5 筑波大学附属特別支援学校の先生が教えます!
 

  
Xはこちらから

Facebookはこちら

LINE@はこちらから。イベントのお知らせなどもしております。

友だち追加