自動下書き
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書字障害や発達性協調運動障害の子にとって、ノートに文字を書くことはとても苦痛です。合理的配慮を申し出ながら板書をタブレットで撮影をしているケースも多いでしょう。
ところで書き写しにせよ、キーボード入力にせよ、撮影にせよ、板書の再現の目的ってなんでしょうか? ノートにいくらきれいに書き写したところで学習した内容が頭に入っていなければ意味がありません。極端なことを言えば、書き写しや撮影をしなくても板書を見て学習した内容が頭に入ればそれでいいわけです。
往生にして手段が目的化してしまうことがあります。板書の書き写しはそのいい例ではないでしょうか。書き写さなくても別の方法で頭に入ればよしとしてほしいなと思います。
余談ですが、私は編集者時代に東大生の小学校時代のノートを特集したことがあります(東大生特集は売れるのです)。編集部全員で知り合いのつて、そのまたつてを頼りながら150冊以上のノートを集めましたが、お世辞にもきれいと言えないノートはいくつもありました。罫線からはみ出していたり、余白も取らずにびっしりと書き込まれていたり。それでも本人が学習した内容を理解して定着していればそれでいいのです。もちろん、きれいに書かれてノートもありました。ようは、その子その子で違うということです。
ノートにきれいな文字できれいに書いていたとしても学習した内容が頭に入っていなれば全く意味がありません。目的と手段を履き違えてしまうと、なんのためのノートかわからなくなってしまいます。
学習したことが頭に入っていればノートは書かなくてよし、試験で学習の理解を確認するだけでよし、という先生って現れないものでしょうか。
トビラコ店主
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トビラコ店主が取材した記事が小学館子育てサイトHugKumに掲載
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