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3学期に向けて、道具選びの視点を『自信を育てる 発達障害の子のためのできる道具』(佐藤義竹著 tobiraco編 小学館)からお伝えします。
指先、手先、運動にかかわる道具を選ぶ視点
「できた!」と子どもがその場で目に見えて実感できるのは、てを使っての作業であり運動です。
大切なのは。道具を活用して「できた」経験であり、少しずつステップアップしながら前向きになれることです。
ボール投げを例にとってみましょう。目の前の的に向かってボールを投げる前提として、次のようなステップが必要な子もいます。
的を狙ってボールから手を離す
↓
的を小さくしてボールを投げる
↓
的までの距離を広げる。
ステップにあわせて活用する道具も変わってきます。そしてこのステップもまた一例に過ぎません。一人一人の子に合わせたステップがあるはずです。
特別支援教育で大切にしているのは「個別の目標設定」です。一人ひとりの子どもに合わせた目標とそのためのた手立てがあることで、子どもたちは「やればできるんだ」という気持ちになれます。投げ出すことなく継続していきます。
ぜひ、子どもの発達にあわせた道具を選んで、子どもが前向きな気持ちになれるようにしてください。
筑波大学附属大塚特別支援学校の佐藤義竹先生の文章を、多少アレンジしています。子どもの年齢や知的能力にあわせてヒントにしていただけたらと思います。
ここで、ボール投げに触れていますが、佐藤先生から教えていただいた道具で関心したのは、次の3つです。発達やその子の特性に合わせて検討してみてください。
●キックルパッド(ミズノ)
蹴る練習ができます。巨大な今川焼きの形をした「転がらないボール」です。
●ソフトフォームボール(トーエイライト)
当たっても痛くないボール。手でくしゃっと潰すことができます。
●ソフトサッカーボール(エバニュー)
見た目はサッカーボールそのものですが、当たってもいたくないポリウレタン素材。
それでは、みなさまどうぞ良き年をお迎えください。
トビラコ店主
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朝日新聞EduAで
トビラコ店主連載中
トビラコ店主が取材した記事が小学館子育てサイトHugKumに掲載
障害のある子の困り感を解決する「合理的配慮」とは?スペシャリストに聞いた、うまくいく心構えと実践手引き
すきなのどっち? きもち・つたえる・ボード トライゲーム やってみたいのはどっち?を考案した佐藤義竹先生の『自信を育てる 発達障害の子のためのできる道具』(小学館)、好評発売中!
小学館子育てサイトHugKumに佐藤義竹先生のインタビュー記事が掲載されました。
発達障害の子どもたちの「苦手」や「できない」が私を成長させてくれた。子どもを診断名でラベリングしないで!【筑波大学附属特別支援学校・佐藤義竹先生】
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