自動下書き
トビラコへようこそ
~店先で、ちょこっとおしゃべり~
お試しいただける商品をまとめました、こちらです。
——————————–
安心できる場作りこそが、特別支援学校の先生がつくるコミュニケーションゲームの狙いのひとつです。
安心してなんでも話せる。安心してそこに居られる。そのためにはルールが必要です。人の話を最後まで黙って聞く、笑ったり、からかったりしない。このようなルールがあるから安心できるのです。そして、このルールは普段の会話でも通用します。
きいて・はなして はなして・きいて トーキングゲーム(トーキングゲーム)は、まさに安心して話せる場をつくるために、筑波大学附属大塚特別支援学校の先生が考案しました。きっかけは、ひきこもりで自己肯定感が低い子との親密な時間をもつためですが、このエピソードはトーキングゲームのサイトを掲載していますので省きます。
トーキングゲームで大事なのは、相手の話を否定せずに聞くことです。何を話しても否定されないことがわかると、子どもによってはかなり答えが過激だったりします。
トーキングゲームを使っているある放デイで、子どもが引いた質問カードには次のようなことが書かれていました。
巨大隕石が地球に
ぶつかって、あと
1か月で人類がほろびる
としたら、何をする?
すると、子どもはこう答えました。
地球も人類も早く全滅すればいい、自分だけ生き残ればいい、と。
つい「なぜ、そんなことを思うの?」とか、「そんなこと言わないで」と諭したくなるかもしれません。でも、その放デイの支援員さんは笑顔でうなずくだけでした。
安心して話せるのは、どんな過激なことを言おうと、ウソであったとしても否定されないことが保証されているからです。
トーキングゲームの考案者である安部博志先生(筑波大学附属大塚特別支援学校)は、よく「たかが、ゲームじゃないか」と研修会で先生方に話していました。
そうなんです、ゲームです。遊びです。子どもの心のうちを聞き出そうなどとすると、その場にどこかリラックスできない空気が漂います。
たかがゲーム。だから楽しめるし、話すこと聞くことが楽しいと思えるようになるのです。
トーキングゲームのルールとして、もうひとつ付け加えるとしたら、「決して、話を聞き出そうとしないでください」かなと思います。
トビラコ店主
********************************
朝日新聞EduAで
トビラコ店主連載中
トビラコ店主が取材した記事が小学館子育てサイトHugKumに掲載
障害のある子の困り感を解決する「合理的配慮」とは?スペシャリストに聞いた、うまくいく心構えと実践手引き
すきなのどっち? きもち・つたえる・ボード トライゲーム やってみたいのはどっち?を考案した佐藤義竹先生の『自信を育てる 発達障害の子のためのできる道具』(小学館)、好評発売中!
小学館子育てサイトHugKumに佐藤義竹先生のインタビュー記事が掲載されました。
発達障害の子どもたちの「苦手」や「できない」が私を成長させてくれた。子どもを診断名でラベリングしないで!【筑波大学附属特別支援学校・佐藤義竹先生】
発達障害の子の「できる」を引き出す学習道具ベスト5 筑波大学附属特別支援学校の先生が教えます!
Xはこちらから
Facebookはこちら
LINE@はこちらから。イベントのお知らせなどもしております。