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2025.01.29

トビラコへようこそ

~店先で、ちょこっとおしゃべり~

お試しいただける商品をまとめました、こちらです。
 

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学校で実施している学習法のひとつに文字の反復練習があります。効果のある子が多いかもしれませんが、効果がない子もいます。
 
たとえば、tobiracoで日々売れているカラーマスノートは、お手本の文字を書き写すノートです。一見すると繰り返し書いて覚えるためのノートに見えるかもしれません。でも違います。お手本の文字をたくさん反復しなくても良いのです。決まりはただひとつ。お手本の文字を丁寧に書き写すことです。開発者で発達障害の支援者でもある小児科医の脇口明子先生によると、1文字2文字でも良いから正確に書き写すこと、適当に書くとトレーニングにならない、とアドバイスします。
 
文字を正確に書き写すことで、脳の二次元を認知する領域が活性化されるそうです。脇口先生は、医師なので脳機能から物事を考えます。そしてご自分の考えで開発したカラーマスノート(当時は手作り)で、実証されたため製品化したわけです。
 
学校での学習法は医療の分野で検証されることはあまりないように思います。読み書き計算が、脳を活性化されるところまでは脳科学者によって実証されています。でも、学習障害や発達障害の子の脳を活性化する方法はまだまだ途上にあるように思います。
 
学習障害も含め発達障害の子は、脳に何らかの問題を抱えているわけですから、脳からアプローチした学習法がもっと考えられても良いのではないでしょうか。
 
例が適切かどうかわかりませんが、運動の場合は、目的がはっきりしていると思います。筋肉のどの部位を鍛えるとか、反射神経を身につけるとか、バランス感覚を養うとか、ですかね。もっとも運動も脳を使ってのことですから、発達性協調運動障害の子のための方法が編み出されてもいいと思います。

発達障害の脳の特性が解明されつつある今、ぜひ学校の学習法にも恩恵が行き渡りますように。

 
 

トビラコ店主

 

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