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2025.04.04

トビラコへようこそ

~店先で、ちょこっとおしゃべり~

お試しいただける商品をまとめました、こちらです。
 

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経験がないからできないのか、障害があるからできないのか。これは微妙な場合があると思います。とても身近な例なのですが、先日、知的障害のある弟に私宛に速達で郵便を出してもらいました。 そこで知ったのは、彼は生まれてこの方1度も速達郵便を出したことがなかったということです。そこで私は速達の出し方を教えました。
 
まず封筒に、私宛の住所と名前を書きそこに 郵便物を入れて、速達の料金で出す。 これだけの事なのですが、やったことがないと戸惑っていたので、郵便局に 封筒に入れた郵便物を持っていって「速達だといくらですか」聞いて出すように言いました。
 

すると、面白い返事が返ってきました。 封筒に110円の切手を貼っいたから郵便局の人がおまけをしてくれたと言うのです。速達の料金から110円引いてくれたのを「おまけ」と思ってしまったわけです。
 
この後何回か速達を私宛に出してもらう機会があり、 難なくできるようになりました。これも経験から学んだことです。今はメールで何でも済ませてしまいますが、それでも重要な文書等は郵便や速達でやり取りすることがないわけではありません。
 
弟は、今では自信を持って速達を出すことができるようになりました。本当にささいなことなのですが、こうした経験の積み重ねが自信につながるのではないかと思います。
 

障害のある子(人)は、そうでない子に比べて経験の幅はとても少ないように思います。1つには先回りしてやってしまってあげているということが挙げられるのではないでしょうか。

経験を重ねればできたはずのことが、経験させてもらえなかったために「できなかった」ということがいくつもあるような気がします。

 

トビラコ店主

 

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トビラコ店主が取材した記事が小学館子育てサイトHugKumに掲載
 
  
障害のある子の困り感を解決する「合理的配慮」とは?スペシャリストに聞いた、うまくいく心構えと実践手引き
 

 
すきなのどっち? きもち・つたえる・ボード トライゲーム やってみたいのはどっち?を考案した佐藤義竹先生の『自信を育てる 発達障害の子のためのできる道具』(小学館)、好評発売中!

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小学館子育てサイトHugKumに佐藤義竹先生のインタビュー記事が掲載されました。
 

発達障害の子どもたちの「苦手」や「できない」が私を成長させてくれた。子どもを診断名でラベリングしないで!【筑波大学附属特別支援学校・佐藤義竹先生】

 

 
発達障害の子の「できる」を引き出す学習道具ベスト5 筑波大学附属特別支援学校の先生が教えます!
 

  
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