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「児童精神科医の予約待ち2ヶ月」というニュースを聞き、あれ、いまに始まったことじゃないのにと思いました。
2ヶ月どころか半年待ちもザラですよね。
学校での合理的配慮に医師の診断書が要らない理由のひとつが、診断に時間がかかりすぎることがあげられると思います。半年待ちだとすると、その間、配慮なしで授業がどんどんすすんでしまって、時期によっては学年が上がってしまう可能性だってあります。
もし、合理的配慮を申し出て、教師から「医師の診断書が必要(という人が結構いるそうです)」と言われたら、1)診断書をもらうのに時間がかかりすぎること 2)文科省のホームページには、合理的配慮を受けるのに医師の診断書が必要とはどこにも書いていないこと、このふたつを(やんわりと)伝えるといいと思います。
合理的配慮の目的はひとつ。障害のある子や、診断名はなくてもあきらかに困難を抱えている子の学習の機会を保障することです。「学習障害」という診断名がなくても、文字の読み書きが他の子と同じようにできないのであれば、困難をカバーする方法や工夫が必要で、これが合理的配慮です。
わりと、このあたりが誤解されていて、診断書や障害者手帳が必要と思い込んでいる人がいるようなので、繰り返しお伝えしている次第です。
余談ですが、予約待ちの短い精神科医がいいかというと、これもまた悩ましいそうです。簡単な問診や子どもとの短い会話だけで「自閉症です」と決めつけてしまうクリニックがあるという記事を読んだことがあります。
発達障害を診断できる医師のリストをこちらにあげておきますね。
一般社団法人 日本小児神経学会に掲載されている
注)名簿に載っていなくてもいい先生はいます。名簿に掲載されていないからよくないということではありません。実際、私が知っている先生も、なぜか名簿には掲載されていませんでした。
トビラコ店主
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トビラコ店主が取材した記事が小学館子育てサイトHugKumに掲載
障害のある子の困り感を解決する「合理的配慮」とは?スペシャリストに聞いた、うまくいく心構えと実践手引き
すきなのどっち? きもち・つたえる・ボード トライゲーム やってみたいのはどっち?を考案した佐藤義竹先生の『自信を育てる 発達障害の子のためのできる道具』(小学館)、好評発売中!
小学館子育てサイトHugKumに佐藤義竹先生のインタビュー記事が掲載されました。
発達障害の子どもたちの「苦手」や「できない」が私を成長させてくれた。子どもを診断名でラベリングしないで!【筑波大学附属特別支援学校・佐藤義竹先生】
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