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2025.07.16

トビラコへようこそ

~店先で、ちょこっとおしゃべり~

お試しいただける商品をまとめました、こちらです。
 

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相手が「きょうだい児」だと知ったとき、人はさまざまな反応をします。
 
「たいへんだね」、「あなたがしっかりしないとね」、「お母さんを助けてあげてね」などなど。
 
どのように反応してほしいのかは、きょうだい児によって違うでしょう。「たいへんだね」と言ってほしい人もいるかもしれません。
 
私もきょうだい児です。そのことを話すと、
 
「よくグレなかったね」「よく家出しなかったね」「よく不登校にならなかったね」とか、涙を流す人もいました。
 
「善人」による「善意」からの反応でしょうが、どうしても違和感があって、素直に「ありがとう」という気持ちにはなれませんでした。私がひねくれているのかもしれません。でも自分のきょうだいが貶められたような気持ちになったものです。
 
善人による無意識の差別のひとつは安易な同情です。寄り添っているつもりが、相手を傷つけることもあります。
 
では、どのような反応だったらよかったのか。
 
私が、さすがと思ったのは、又村あおいさん(全国手をつなぐ育成会連合会 常務理事 兼 事務局長、障害者差別解消法に関して政府への提言等さまざまに活躍)の反応です。
 
子どもたちの集まりに参加した又村さんは、ある子から障害のあるきょうだいがいることを聞きました。その時又村さんは、次のように言ったそうです。
 
「あ、そうなんだ」
 
これだけです。そして、その子と引き続き遊んだといいます。なんて素敵な反応でしょうか。
 
又村さんは、福祉の世界にこの人ありといわれ、長く障害児者に関わる仕事してきた人です。ご本人は身内に障害のある人がいるわけではありません。でも、だからといってきょうだい児の気持ちがわからないわけではないのです。
 
「あ、そうなんだ」は、とてもフラットです。その事実を受け止めたよ、ということです。ぼく(私)には、妹がいるよ、赤ちゃんが生まれたよ、という事実を告げられたのと何ら変わりません。
 
フラットに反応すると、冷たい人間と思われやしないか。そんなふうに考えて、人は何か言いたくなるのかもしれませんね。あるいは、何かひとこと言って励ましたい。そんなふうに考える人もいるかもしれません。
 
今となっては、善意で過剰反応した人たちの気持ちが少しはわかるようになってきました。
 
でも、願わくば「あ、そうなんだ」の人が増えてほしいというのが、個人の感想です。

 

トビラコ店主

 

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トビラコ店主が取材した記事が小学館子育てサイトHugKumに掲載
 
  
障害のある子の困り感を解決する「合理的配慮」とは?スペシャリストに聞いた、うまくいく心構えと実践手引き
 

 
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