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「あなたの教え方で学べない子は、その子の学び方で教えなさい」
日本LD学会元会長の上野一彦先生の名言です。
教え方は、これに尽きると思います。そして学び方も。「その子なりの学び方」があるということです。
Xでかけ算九九の七の段が覚えづらいという話をポストしたところ、共感のリプライをいろいろいただきました。
九九は一斉に暗唱して覚えるのが今の学校のやり方です。でも暗唱がしづらい子や暗唱で覚えられない子もいます。
特に七の段は言いづらいために、間違って覚えてしまう子はかなりいるのではないでしょうか。
かけ算の意味が理解できていれば、一斉に暗唱することはないように思います。
七の段が覚えづらい話で思い出したのは、雑誌編集者時代に中学受験の塾を取材した時のこと。
難関中学を目指している子たちが通う算数の塾です。その中に、難問が解けて成績優秀なのになぜか満点をとれないない子がいました。塾長は常々不思議に思っていたそうです。
そしてあるとき、塾長はその子の過去の答案用紙1枚1枚チェックしました。すると、ある共通点に気づきました。7×4を使って解く問題が全て間違っていたのです。その子に聞いてみると、7×4を21として計算していたとのこと。難関中学を目指している子が、2年生で習うかけ算九九を間違えて覚えていたわけです。
日本はかけ算九九の暗唱に熱心ですが、アメリカなどは九九表を見ながら学習していると、ある先生に聞きました。
かけ算九九に限らず、「一斉に同じ学習法」からそろそろ脱却してもいいのではないでしょうか。暗唱は覚えるための手段ですからね。目的になってしまうとつらい子は結構いますよ。
かけ算九九がどうにもうまくいかないという子に、かけ算九九の助 九九計算尺・九九表シールセットはおすすめです。
トビラコ店主
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トビラコ店主が取材した記事が小学館子育てサイトHugKumに掲載
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小学館子育てサイトHugKumに佐藤義竹先生のインタビュー記事が掲載されました。
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