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2022.04.15

トビラコへ、ようこそ

~店先で、ちょこっとおしゃべり~

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授業についていけない理由は、あまりにもたくさんありすぎて、これだけで研究のテーマになりそうです。実際研究している人はいると思いますが。研究しないまでも、周囲の人の気づきがあるかないかで全然違ったものになります。
 
たとえば、聴覚過敏の子であれば教室や廊下、校庭から聞こえるザワザワが気になって教師の話に集中できないというのはよくあることです。よくあることなのに、先生が気がついていない場合があります。イヤーマフやノイズキャンセラーでもしない限り、よほど目配りができる先生でないと子どもの聴覚過敏には気づかないと思います。
 
こんな話があります。「知的障害」の小学5年生の女の子がいました。支援級だか支援学校に通っていたのですが、ある先生が、「もしかしたら、この子は聞こえていないのではないか」と気づき、医師にみせたところ、聴覚障害でした。知的障害ではなかったのです。どうして、小学5年生までだれも気づかなかったのか不思議ですが、本当の話です。
 
女の子は聞こえなくても、相手の言うことやまわりの雰囲気に合わせることができました。でもおそらく発語がなかったため、知的障害と思われていたのでしょう。まさか耳が聞こえていないとはだれも気づかなかったのです。
 
言語聴覚士さんに聞くと「聴覚障害」は意外と見過ごされることがあるそうです。発語が遅いのも、いつまでたっても言葉を話さないのもじつは聞こえていなかった、ということは時々あるとか。言葉を話さない子に、まず確かめるべきことは「聞こえているか」です。後ろから名前を呼んでも振り向かないとか。音楽をかけても反応しないとか。こうのような場合は聞こえていない可能性があるといいます。
 
詳しくは、言語聴覚士の石上志保さんの記事を。
言語聴覚士に聞く、ことばの育て方
 

もうひとつ。読み書きでいうと、正しく見えているかどうか。これもかなり学習に影響します。学習だけではなく、生活のすべてに影響します。詳しくはこちらを。

正しく見えたら、「できる」が増えた 眼鏡で子どもが変わる
 

勉強がうまくいかない原因の多くは、本人の努力不足というよりも理解してくれる人がまわりにいなかったことのほうが多いような気がします。
 

 
 

トビラコ店主

 

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