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2022.05.08

~店先で、ちょこっとおしゃべり~

お試しいただける商品をまとめました、こちらです。
 

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子どもにたくさんの指示をしても覚えていられないという話を、言語聴覚士の石上志保さんにお聞きしました。
 
例えば、「宿題早く終わらせて、明日の用意をして、お風呂に入って、パジャマに着替えなさい」と言われたとします。ここの指示が4つ入っています。
 
1)宿題を早く終わらせる
 
2)明日の準備をする
 
3)お風呂に入る
 
4)パジャマに着替える
 
ひとつひとつに作業があります。
 
2)の明日の準備をするためには、時間割表を見て、教科書やノートを用意してランドルに詰め込む。他に用意するものも確認する。
 
3)お風呂に入るためには、服を脱ぎ、お風呂に入って体を洗い、バスタオルで拭き、パジャマを着る。

 
作業をしているうちに、次にすることを忘れてしまうかもしれません。
 
こども発達支援研究会のツイートによると、子どもが覚えていられる指示は、5〜6歳で2こ、7〜9歳で3こだそうです。覚えているためには、いわゆる「ワーキングメモリ」という脳の引き出しに仕舞い込むわけですが、引き出しに入る量も少ないと、必ずしも年齢通りではないかもしれません。もっと少ないかもしれません。
 
石上さんによると、大人は子どもからするととても早口に聞こえるそうです。それはそうですよね。言語を使っている年数が大人は子どもより何十年も長いわけですから。「ゆっくり、短く」が子どもに伝わるコツだと石上さんはおっしゃいます。
 
言葉は短くするためには、指示はどうしたって少なくならざるを得ません。
 
「ゆっくり、短く、指示は少なく」ということになりそうですね。これ、全部私自身の反省のために書いている気がします。早口で一度にたくさんことを言ってしまうので、高齢の叔母と電話で話すと「英語を聞いているみたい」と言われたことがあります。つまり、全然頭に入ってこない、よその国の言語に聴こえているということです。それからは、ゆっくりとひとつ、ひとつ、叔母からの相槌を確認してから話すようにしています。

 
 

 

トビラコ店主

 

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