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トビラコへようこそ
~店先で、ちょこっとおしゃべり~
お試しいただける商品をまとめました、こちらです。
子どもが使う道具は、子どもに聞くのが鉄則と思うことが多くて、先日もこのことを実感。
この仕事をしていると、教材教具の他に文具の売り込み(tobiracoで売ってほしい)もあって、発売前の文具を目にする機会があります。
子どもの側に立っていないものは、わかるようになってきました。
整理収納アドバイザーが監修したという収納グッズを見せていただいたのは、つい先日のこと。机の上に細々としたものを出しっぱなしにせずに細かく仕切られたポケットにしまって机の上をスッキリさせましょう、という収納グッズです。
見せていただきながら、疑問に思ったのは、細々としたものをそれぞれのポケットに入れられるくらいなら、そもそも片づけが苦手とはいえないんじゃないかなということ。ポケットがとても小さいので手先が不器用な子は使うことを早々に諦めてしまうでしょう。子どもの側に立つのではなくて、大人の「願望」が満載の収納グッズでした。
ポケットなんて作らずに、ひとつの箱にすべて入れられるようにした方が子どもはラクではないかしらとも思いました。使い終われば箱になんでもかんも入れてしまえばいいわけですからね。そして机の上も片づきます。ごちゃごちゃが目に触れるのがイヤならふたをすればすっきりします。
アイテムごとに細かくポケットを作るのは、メーカーが意外とやりがちですよね。やはり子どもに聞いてみて試行錯誤しながら作った方がいいと思いますね。日々、子どもたちを見ている先生に聞くのもいいですよね。
ランドセルにすっぽり入る、メッシュケースの収納袋がソニックさんから発売されています。この収納法、特別支援学校の先生が以前より提唱していました。ひとつのメッシュケースにプリント類を全部入れる。あるいは算数に必要なもの全てを入れる。ともかく、1箇所に集中的に入れる方が子どももらくで習慣になります。
というわけで、かねてより細かなポケット収納について、私は懐疑的です。そういえば、以前、収納カウンセラーの大家でもある飯田久恵さんに取材して学んだのは、「少ないアクション」で片づけやすくなるということ。「引き出しを開ける」でワンアクション。引き出しの中の「ファイルのポケットにしまう」でワンアクション。ファイルのポケットにしまうだけで2アクションになります。細かなポケットは、アクションの数を増やしてしまうわけです。箱ひとつならワンアクションですみます。
トビラコ店主
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すきなのどっち? きもち・つたえる・ボード トライゲーム やってみたいのはどっち?を考案した佐藤義竹先生の『自信を育てる 発達障害の子のためのできる道具』(小学館)、好評発売中!
小学館子育てサイトHugKumでtobiracoのコミュニケーションゲームが記事になりました。
筑波大学附属特別支援学校の先生に聞いた!発達障害の子どもたちにコミュニケーションカードゲームが有効な理由
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