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2023.12.26

トビラコへようこそ

~店先で、ちょこっとおしゃべり~

お試しいただける商品をまとめました、こちらです。


 

たまにお伝えしていますが、やはり認知度が低くて知らない人が多いと思うのが「音声教材」。
 
読みに困難を抱えた子のために、教科書の読み上げや文字の拡大、フォントの変更、行間の調整などさまざまな機能を活用して教科書を読みやすくしてくれます。
 
詳しくはこちらを。

教科書を読むことがむずかしい・・・と困っていませんか?

 
読みに困難とは、次のような状態。
 
文字や行を読み飛ばす

わ、た、し、た、ち、・・・(逐次読み)

文字が小さくて読めない

「は」と「ほ」など形が似た字を読み間違える

文字が小さくて読めない

文字がにじんだり、ゆがんだり、鏡文字に見えたりして読めない

ページをめくる動きが苦手
 
(文科省 音声教材等のリーフレット「教科書を読むことがむずかしい・・・と困っていませんか?」より)
 
読みが困難といっても、こんなにもいろいろあります。ここに、「教科書を読むのを嫌がる」という項目も付け加えていただきたいのですが、さすがに文科省の資料なので「配慮」があったのかもしれませんね。
 
読みに困難を抱えている子に「教科書を読んでみて」というと嫌がるケースがほとんどだそうです。
 
それはともかく、音声教材は無償です。医師の診断書も福祉手帳も不要です。読みに困難を抱えて特別なニーズが認められれば使えます。
 
使ってみたいという時には、まずは担任に相談。担任が難色を示したら、学校に必ずいるはずの特別支援教育コーディネーターに、それでもダメなら自治体の教育支援員会(ホームページで調べてみてください)に相談を。
 
あれ、デジタル教科書と音声教材ってどう違うの? と思われたかもしれません。デジタル教科書は各教科書会社が独自に開発している「補助教材」という位置付けです。でも音声教材は、教科書バリアフリー法に基づいて文部科学省が、6つの団体や大学に委託しています。各教科書会社は、文科省にデジタル化して提供していて、それを委託された6つの団体や大学が読みに困難を抱えて子ように製作しているというわけです。読みに困難を抱えた子のニーズは専門家でないとわからないですしね。
 
というわけで、もっと注目されていい「音声教材」について、こちらで時々アナウンスしています。

 

 

トビラコ店主

 

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