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~店先で、ちょこっとおしゃべり~
お試しいただける商品をまとめました、こちらです。
「子どものことは親がいちばんよく知っていると思ってはいけないよ」とある人に言われました。
とくに障害のある子の場合、親が子どものすべてを知っていなくては、という気持ちになる人がいるかもしれません。
子どもの立場に立った時、親が自分のすべてを知っていたとしたら嫌ですよね。抵抗したくなります。
子どものすべてを知っているつもりになると、知らず知らずのうちに子どもを親の思い通りにさせようとしてしまいます。
作家で自閉症の東田直樹さんが筆談援助で「ぼくのことなんにもしらないのに、わかったつもりにならないで」(細かい言い回しは、ちがっているかもしれませんが)ということを書いて、お母さんは衝撃を受けます。
「人からじろじろみられるから、はずかしい」とも書いています。自閉症だから人に関心がないわけではありません。人に関心がない子もいれば関心のある子もいます。
たしかに、わが子の特性については親は詳しいかもしれません。でも特性や苦手とすることはその子の一部分にすぎません。
親の前で見せる顔と、友達の前で見せる顔は違って当然です。親の自分が、この子ことはだれよりも知っていると思ってしまうと、親がいなくなったらどうするのでしょうか。
「自立とは依存先を増やすこと」は、熊谷晋一郎さんの名言としてよく知られています。
子どもが親だけに依存していたとしたら、親がいなくなると依存先がなくなります。「障害の重い軽い関係なく、親以外に子どもを託せる場所、子どもが頼りにする人がいる場所をつくるようにしておこうね」と冒頭の言葉の人はおっしゃいました。長年、福祉に携わっていろいろな人を支援してきた人だけにリアルだと思いました。
トビラコ店主
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