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~店先で、ちょこっとおしゃべり~
お試しいただける商品をまとめました、こちらです。
「まぜこぜ」とインクルーシブが混同(誤解)して使われることがあって、モヤモヤすることがありました。
言語聴覚士の川崎聡太さんのポストをみて、そうそう、違和感の正体これ、と思ったのでこちらに貼っておきます。
インクルーシブ教育って同じ場所で教育する事が目的でもゴールでもないぞ
「同じ場所で勉強する事=インクルーシブ教育」って誤解も多いなあ
多様な苦手さを持つ児童が不利益を生じない環境は皆にとって良い環境。インクルーシブ教育を推進すれば結果として同じ場所で出来る事が増えるだけだぞ— 川﨑聡大 (@Vn7rfILsHyD3gCu) June 4, 2023
川崎さんのように考えた結果、同じ場所で誰もが気持ちよく過ごせる「まぜこぜ」と、「みんな一緒がいいと」いう雑な考えでの「まぜこぜ」は、全く違います。
「インクルーシブ」という言葉が日本ではまだ知られていない時代、障害のある子もない子も受け入れている幼稚園を見学させていただいたことがあります。その園の山登り遠足もビデオで見せていただきました。
足が不自由な子も楽しめる山登りをどうするか。園児たちが自発的に交代でその子に付き添うことで全員が楽しめる山登りになりました。
園長先生が、障害のない子に押し付けるのではなく、どうしたら良いかをみんなで考える場を設けた結果です。山登りは、ペースが一番遅い人に合わせるのが基本。誰も疲れることなく頂上にたどり着くことができます。この園の4歳、5歳の子どもたちは、いわれなくてもそれができたわけです。
園長先生はじめ職員たちが、子どもたちが自分で意見を出して行動できる環境づくりをしていた結果だと思います。
まぜこぜ(インクルーシブ)は、押し付けではダメなんですよね。
インクルーシブを障害のある子もない子も同じ教室で一斉授業というのは、あまりにも雑すぎます。4歳、5歳の子でもわかることが、名ばかりのインクルーシブになってしまうと、障害のある子の側に立てなくなってしまうんですね。なんとも、皮肉な話ですよね。
トビラコ店主
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