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「小一の壁」の定義が変わったのでしょうか。
私が知っている「小一の壁」は、園から小学校への環境の変化に馴染めずに、教室を歩き回ったり、騒いだりして授業が成り立たない状態です。
環境の変化が子どもにとっての「壁」なわけです。この落差を埋めるべく、文部科学省も幼稚園での教育も小一の壁がなるべく低くなるよう考慮した方針を打ち出したのが数年前でした。
ところが、最近の「小一の壁」は、働く親にとっての壁だそうです。知りませんでした。
朝、親が勤め先への行きがけに子どもを送ることができるのが保育園です。でも学校はそうはいきません。
親の方が朝早く家を出る場合、子どもが校門が開くまで待っていなければならないそうです。それがとても不安だというのです。これ、職場でどうにかならないのでしょうかね。校門があくのを待つ時間は10分くらいだそうです。だとしたら、出勤を余裕をみて20分くらい遅らせてもらうとか。あるいは校門を早くに開けて校庭で子どもたちが遊べるようにするとか。実際、7時くらいから校門を開けて子どもに開放している地方の学校もあります。
職場に保育所を設けたり、育児休暇を長く設定するのも大事かもしれません。でも、働きながらの子育ては、ほんの少しだけの時間がほしいことがあります。10分だけ子どもを見ていてほしいとかですね。
働く親を不安にする「小一の壁」は、勤め先が解決できることだと思います。それをいいやすい職場の空気も大事ですよね。
障害のある子ならなおさらです。
トビラコ店主
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