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トビラコへようこそ
~店先で、ちょこっとおしゃべり~
お試しいただける商品をまとめました、こちらです。
聴覚過敏とひとことで言っても、苦手な音は人によって違います。
私がいちばん驚いたのは、赤ちゃんの泣き声でパニックを起こす子。
これ、意外と知られていないのではないでしょうか。公園で泣いている赤ちゃんを叩いてしまった放デイの子がいました。自閉症で知的障害もあります。職員がその子の特性を知っていたので、相手にわけを説明して理解してもらいました。
泣き声が聞こえると赤ちゃんを突き飛ばしてしまう特別支援学校の生徒もいます。元特別支援学校の先生から聞いた話です。その生徒は身長180センチを超えるほどの大柄で力も強いため、突き飛ばされたら赤ちゃんの命に関わります。担当している先生は、校外学習で赤ちゃんがいそうな場所だと、前もっとその生徒をブロックするように他に気を逸らせたりしていたそうです。
赤ちゃんの泣き声がダメな聴覚過敏の子は、高音が苦手なのではないかと、元特別支援学校の先生は推測していました。苦手な音の周波をカットできるノイズキャンセラーはあります。高周波、低周波などだったと思いますが、どの程まで効果があるのかは、わかりません。
仮にノイズキャンセラーで効果があったとしても、感覚過敏があって耳栓やイヤーマフを嫌がる子もいます。
道具で解決する場合、道具だけでは解決できずに環境を臨機応変に変えなければならない場合、いろいろです。
障害が同じでも、対応や支援が違うというのは、こういうことなんだと赤ちゃんの泣き声への対応を聞いて思いました。
トビラコ店主
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