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負けると悔しがり方が半端なく、癇癪を起こす子は「1番病」と呼ばれたりします。
この1番病を初めて知ったのが、『発達障害の子のためのすごい道具』(安部博志著 小学館 2017)を編集したときでした。著者の安部先生が「負け」を体験することも大事という話をされていました。その時は、ああ、確かにそういう子はいるかもと思いましたが、その時は発達障害の子の特性ということはあまりよくわかっていませんでした。
1番病が講じると、ズルをしてでも勝ちたいとなってしまうそうです。でもそれだとゲームになりません。放デイの職員に聞いてみると「ルールだから」と淡々と交わしたり、1番病の子にあえてゲームの進行を任せて「ズルをするとゲームが面白くない」と思えるようにしたり、といろいろと工夫している話を聞きました。
で、なぜ、1番にこだわるのかというと、その子の頭の中にはゲームを楽しむというよりも、白か黒、勝ちか負けかの2つしかないからだそうです。だからズルしてでも勝ちたいわけです。
負けちゃっけど楽しかった、負けちゃったから今度は攻略法を変えてみようとか、Aくんの勝ち方すごいとか、そういう発想にはならないわけです。
で、どうするかの話ですが、はびりすさんのYouTubeが面白かったので、ご紹介します。
はびりすさんのメンバーである作業療法士の奥津さんも1番病だったそうです。で、その奥津さんがすすめるのが「物語」を読むこと。物語の中にはいろいろな人物が出てきますよね。勝っても嫌なヤツとか、負けてもまわりから好かれる人とか。このような物語も有効だとか。
頭ではわかっていても、やっぱり負けると悔しいわけですが。でも頭でわかっていると段々と大人になる感情をむき出しにしなくなるんじゃないでしょうかね。
こちら、ぜひお時間のあるときにご覧ください。
感情が爆発する息子 はびりすQ&A
トビラコ店主
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トビラコ店主が教育新聞に連載中
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