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合理的配慮は試行錯誤の積み重ねです。
私の知り合いのこんなポストをみて、改めてそう思いました。
中学ふりがなふってもらう配慮。うまく行かなかったで親子先生共に、『無意味でしたね』でやめないで欲しい。フォントサイズは?ふりがなの色は?サイズは?行間は?具体的になんなら数字で出す。16ポイント1.5文字間でした。→とりあえず伝えるけどお願いは少しに減らす。建設的対話にみせていく。
— ルピナスさん (@7Z28t) July 28, 2024
そうなんです。単に「ふりがなをふってもダメだった」とあきらめずに、どんな「ふりがな」なら読めるのかを考えるようにするとうまくいきますよね。
合理的配慮は、その子のためのオーダーメードの「配慮」です。どんな書体のふりがなであっても読める子もいれば、その子にとって読みづらい書体のふりがなだっただけなのに「ふりがな」は効果なしとなってしまうので残念です。
「〇〇すればできる」が合理的配慮の基本。この「〇〇」の部分は子どもにも聞きながら、きめ細かく詰めていかないと、合理的配慮の効力が発揮されないまま終わってしまいます。子ども自身も「ダメだった」という諦めや挫折感で終わってしまわないか心配です。
本当は、合理的配慮に限った話ではなく、特別支援は〇〇すればできるという発想で調整すべきなんですよね。運動会がダメなのではなく、ピストルの音が聞こえないイヤーマフをすれば大丈夫、というように。
「〇〇すればできる」という考え方を習慣づけると良いのかなと思います。
トビラコ店主
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