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2024.09.23

トビラコへようこそ

~店先で、ちょこっとおしゃべり~

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発達障害の特性が年齢とともに薄くなるのか、変わらないのかという問題。人によっては、年齢とともにますます濃くなるという話もあります。
 
発達障害の弟の例を見ていると、「変わらないかもしれないけれど工夫できるようになる」、もしくは「理解できるようになってくる」という気がします。
 
弟は予定変更を柔軟に受け止めることができませんでした。たとえば、昼の12時に私と駅で待ち合わせる予定を、当日変更すると「俺の予定がめちゃくちゃになった」と癇癪を起こしていました。
 
めちゃくちゃになったといっても、その後に予定が詰まっているわけではありません。私と会うのが1時間程度遅れただけです。頭の切り替えができなかったのでしょう。
 
この1件があってから、約束をする時には変更があるかもしれないことを言い添えるようにしました。弟自身も約束しても変更があるかもしれないことを、少しずつ理解できるようになったように思います。
 
弟は、現在、週3日の「約束」でアルバイトをしています。でも、人手不足のため休みの日でも、突然、出勤を命じられることがあります。最初の頃は、この予定変更が耐えられず「この会社ダメだ」と文句ばかり言っていたのですが、ある時を境にぴたりと言わなくなりました。
 
弟に聞いてみると、「6人のチームで交代やっているから、6人の予定がいつもピタッとあうとは限らない。そこは譲り合って欲しい」ということを噛んで含めるように言われたようです。
 
私は、チームのリーダーに心の中で感謝しました。特性は変わらないけど、年齢とともに「理解できるようになる」ことはあるように思います。
 
発達障害の子の場合、社会に出た時に困る特性というのはいくつもあるかもしれません。でも、それほど絶望的になることはなく、特性は変わらなくても、それなりにうまく自分で対処できるようになるのではないでしょうか。

 

 

トビラコ店主

 

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障害のある子の困り感を解決する「合理的配慮」とは?スペシャリストに聞いた、うまくいく心構えと実践手引き
 

 
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発達障害の子どもたちの「苦手」や「できない」が私を成長させてくれた。子どもを診断名でラベリングしないで!【筑波大学附属特別支援学校・佐藤義竹先生】

 

 
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