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大人は気づかぬうちに子どもに「圧」をかけていることがあると思います。
それがいけないというのではなく、そうせざるを得ないこともあります。
たとえば、着替えるのを嫌がる子に、「お花の柄のシャツと、ネコちゃんのポケットのシャツ、どっちを着る?」と聞いて着替えまでもっていくのは、よくある手です。これは戦略的な「圧」だと思います。
子どもに選択肢を与えているように見えますが、「着替えない」という選択肢は、親の圧で排除しているわけですからね。着替えないと、次の行動に移れないことを親は知っているからこその、戦略的圧です。
でも、親自身が気づかぬうちに圧をかけてしまっているケースがあります。
以下のポスト、「療育」を嫌がる子に、親が「辞めてもいいんだよ」と言うのが圧になるというのです。子どもに決めさせているのだから、親は自分が圧をかけていると思わないでしょう。
やっと繋がったディスレクシア 療育が辛くなり、行くのを拒んだ時『やめても良いんだよ』と言った私。息子は『辞めない』と言いましたが荒れてカウンセリングへ。『辞めて良いんだよは圧です。『お母さんが辞めると決めました。大丈夫お母さんに任せなさい』と言って』と言われ実践してよかったです。 https://t.co/MyIkdO8FUH
— ルピナスさん (@7Z28t) October 13, 2024
カウンセラーでもない私ですが、「辞めても良いんだよ」が圧になると聞いて、ストンと落ちるものがありました。「辞めても良いよ」は、一見子どもの考えを尊重しているように見えて、「親の期待」が見え隠れしていないでしょうか。だからこそ、子どもは「辞めない(親の期待に応える)」と言わざるを得なかったような気がするのです。カウンセラーの言わんとしていることとは全然違うかもしれませんが。
むしろ、「そんなとこ辞めな」と言われた方が、子どもはラクだったのではないでしょうか。このように、子どもの意見を尊重しているようで、意外と子どもの最善が考えられていないケースはある気がします。
トビラコ店主
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トビラコ店主が取材した記事が小学館子育てサイトHugKumに掲載
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小学館子育てサイトHugKumに佐藤義竹先生のインタビュー記事が掲載されました。
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