自動下書き
トビラコへようこそ
~店先で、ちょこっとおしゃべり~
お試しいただける商品をまとめました、こちらです。

——————————–

支援級か通常級か迷ったらどうするか問題。
支援級か支援学校か迷ったらどうするか問題。
このふたつは、定期的に話題になりますよね。偶然、XとYouTubeで同時期に見かけたのでご紹介します。
まずは、支援級か通常級か迷ったらどうするか問題。
いま、日本の学校は一斉授業です。わかろうかわかるまいが、小学4年生は4年生の、5年生は5年生の授業をします。軽度の知的障害があると小学校2年生まではなんとかついていくことができても、5年生の授業はとても無理ということになりかねません。あるいは他の子と同じペースの授業だとついていけないこともあります。理解できなくても、ペースが早過ぎても、5年生の授業を受けなければならない子の身になると、支援級がいいのかなと私は思います。
支援級か通常級か迷っている方へ、という書き出しで次のようなポストが流れてきました。私もほぼ賛成です。
支援級か通常級かで迷っている方
ちょっと前までは
「はじめは通常級を選び、厳しくなってきたら転級も考える」という判断をされるかたが多かった。そして、
通常級を選んだ方は、
だいたい3.4年生まで転級を迷う機会が来ない。
さらに、
『ここまできたら、最後まで、、、』…— あつお【児童発達支援・放課後等デイサービス】 (@greencog) September 26, 2025
次に、支援級か支援学校か問題。
これは、作業療法士で学校を巡回しているはびりすさんのYouTubeがいいなと思いました。
【進路の分かれ道】支援級か支援学校か…迷う母に必要なたった一つの視点ーはびりす発達Q&Aー
結論からいうと、どちらも体験して決めたらいいのではないかという回答です。これは、まさにその通りですよね。実際に体験してみて、ここならと思えるところがいいわけです。支援学校も支援級も体験できますからね。
通常級から支援級へ(またはその逆)だと同じ学校内での移行になるため子どもにとっては抵抗があるかもしれません。でも支援級から支援学校(またはその逆)だと学校自体が変わるため、周りの子の目も気になりません。
もうひとつ。これはあまり例がないのですが、多くの人が支援学校を選ぶであろう場合でも通常級を選択する親がいます。
以前、重度の自閉症で知的障害の子が、親の強い意向で通常級に入れて話題になったことがありました。当時は、これぞインクルーシブとばかりに親の自由な考え方を支持する人がいる一方でバッシングする人もいて、賛否両論でした。
この親子のその後を、私はひょんなことから知ることになりました。中学までは周りの助けでうまくいっていたお子さんですが、進学先の高校の先生に障害の知識がなかったためにうまくいかず、学校に行けなくなってしまいました。
自閉症の子の多くがそうであるように、その子も急な変更が苦手でした。それなのに定期考査当日、突然別の教室にひとりだけ隔離されてしまったのです。教師としては他の生徒がテストに集中できるようにと考えたのでしょう。でも、なぜ事前に伝えておくなり、別の方法をとるなりできなかったのかなと悔やまれます。さらにまずいことに、教師はその子を強く叱責し、さらに事態は悪化しました。
親と子が負った心の傷を考えると、ほんとうに胸が痛みます。と同時に、特別支援学校であればこのような結末にはならなかったのではないかと思います。親を責めるつもりはありませんし、もし高校生活もうまく送ることができれば、多様化の良き前例になったかもしれません。
結局は、学級や学校がその子にあっているかどうかに尽きます。でも頭の隅にいれておいたほうがいいかなと思うのは、支援級は年度が変わると変わる可能性が高いということ。また校長が変わると方針が変わることもあります。まして進学で学校が変わると以前のようにいかないかもしれないということ。
この点、特別支援学校は安定しています。こんなふうにいうと、支援級より支援学校のほうがいいと思われるかもしれませんが、そうではありません。大事なのは子どもとの相性。そこに加えて学校のシステム自体も考慮しておくといいかなということです。
ちなみに、私の弟は通常級から支援級、そして特別支援学校へ進学し、のびのびと学生生活を送りました。当時は支援級のある学校に転校させた先生を恨みましたが、結局はそれで良かったと思っています。弟は一例に過ぎません。子どもがそこで、縮こまったりせずに過ごせるかどうかですよね。
トビラコ店主
********************************
トビラコ店主が取材した記事が小学館子育てサイトHugKumに掲載
障害のある子の困り感を解決する「合理的配慮」とは?スペシャリストに聞いた、うまくいく心構えと実践手引き

すきなのどっち? きもち・つたえる・ボード トライゲーム やってみたいのはどっち?を考案した佐藤義竹先生の『自信を育てる 発達障害の子のためのできる道具』(佐藤義竹著 tobiraco編 小学館)、好評発売中!

小学館子育てサイトHugKumに佐藤義竹先生のインタビュー記事が掲載されました。
発達障害の子どもたちの「苦手」や「できない」が私を成長させてくれた。子どもを診断名でラベリングしないで!【筑波大学附属特別支援学校・佐藤義竹先生】

発達障害の子の「できる」を引き出す学習道具ベスト5 筑波大学附属特別支援学校の先生が教えます!

Xはこちらから
Facebookはこちら
LINE@はこちらから。イベントのお知らせなどもしております。




