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~店先で、ちょこっとおしゃべり~
お試しいただける商品をまとめました、こちらです。
放課後等デイサービス(放デイ)選びは、通わせている保護者の声がいちばん頼りになります。
保護者の評判の良い放デイは広告を打ちません。広告を出さなくても口コミだけで人が集まるからです。ということは、広告は当てにならないということですよね。
放デイのホームページで見るべきポイントは、支援や療育の内容が具体的に書かれているかどうかです。作業療法士、言語聴覚士、学習支援員、特別支援士など、専門の知識を持った人がいるかどうかもチェックした方がいいですよね。
ふわふわした抽象的なことしか書かれていない放デイに療育は期待できません。
ちょっと前に死亡事故や暴行事件を起こした放デイ「アルプスの森」(大阪府吹田市)のホームページは典型ではないでしょうか。どんなスタッフがどのような療育をしてくれるのかが全くわかりません。おそらく専門家がひとりもいない放デイでしょう。
話はそれますが、驚くのは、あれだけの事件を起こしているのにホームページに謝罪文がいっさい掲載されていないことです。とっくに閉鎖になっているのかと思ったら、運営していることにも驚きました。
さらに驚くのは、この放デイが、いまでも発達障害の大手ポータルサイトでちゃんと紹介されていることです。大手ポータルサイトに掲載されているからといって安心というわけではありません。
ところで、送迎のありなしが話題になることがあります。送迎がある放デイは療育にまで手が回らないと言われたりもします。そうかもしれませんが、そうとも言い切れないような気もします。やはり通わせている保護者に聞いてみるのが一番ではないでしょうか。
以前、特別支援学校の先生に取材に伺った時のことです。ちょうど学校が終わる時間で、放デイのお迎えのバスが来ていました。子どもたちが母親に手を振ってバスに乗り込む姿を見ながら先生は「これから、お母さんたちはショッピングを楽しんだり、カフェで本読んだりするんだよね。こういう時間がとても大事」とおっしゃっていました。
親が自分だけの時間を持てるようになると、気持ちに余裕が出るというのです。放デイは子どものためでもありますが、保護者支援でもあるんですよね。親の時間の確保という支援があってもいいと思います。
今は、放デイ激戦区の地区もあります。いい放デイとなると1年以上前から予約している人もいます。ベストな放デイが無理でも、親の時間が持てる送迎付きのベターな放デイもありだと思います。そして避けたい放デイだけはチェックしていた方がいいと思います。放デイで親も子も傷つくようなことがあってはならないからです。
トビラコ店主
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