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読み書き困難を抱えながら、大学修士課程を卒業。
お世話になっている放デイ運営者の娘さんの話です。読み書き障害への理解がほとんどなされていない時代に小学校、中学校を過ごしてきました。途中、不登校になったりもしました。
でも、母親があきらめかったのは、わが子を信じていたからだと思います。
小さい頃からお話が上手で絵本を読むこともできる。それなのに、書くことだけができなかったわが子。学校での評価が低くても、母親は「うちの子は、”バカ”じゃない」と思い続けて、読み書き困難の特性について学び続けてきました。先生方の理解を得るためのアピールもし続きけてきました。残念ながら小学校や中学校では、十分な理解を得られなかったようです。
でも、高校では入試でパソコンを使うなどの配慮を得られ、大学入試ではもっと細やかな配慮が得られました。「小中学校よりも、高校や大学の方がずっとラクだった」とか。そしてその大学の修士課程を卒業。自分の子でもないのに感無量です。
もし、母親が学校での評価をそのまま受け入れていたら、大学の修士課程までたどり着けなかったでしょう。
娘さんとは、先日一緒に呑んだりもしました。その頃は卒論を書いている最中で、聞いてみると、同じような障害を持つ人たちにインタビューをしているとか。後進への道を切り拓いているのだなと、胸打たれる思いでした。
今、読み書き障害は少しは理解されているとはいえ、やはり保護者が頑張らなければ理解を得ることができません。学校の壁は高く厚いのが現状です。保護者が頑張らなくても、読み書き障害の子が普通に学べる時代が早くきてほしいものです。
トビラコ店主
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