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~店先で、ちょこっとおしゃべり~
お試しいただける商品をまとめました、こちらです。
文章を理解しやすくするために、私たちは重要な箇所にマーカーや線を引きます。試験だとこれは、原則NG。確かに、私も試験の時にマーカーを使った記憶がありません。
ところが、最近知ったのですが、文字が多いと目が散らついて集中できなかったり、文章の理解にものすごく時間がかかる子にもこれ有効だそうです。
重要な箇所に試験の問題文の重要箇所に、色鉛筆で線を引き、時間も延長したところ5教科の合計点が100点アップしたといいます。
そこで、定期試験の合理的配慮として線を引くことと時間延長が検討されました。ところが、この子は時間延長は本人が疲れるとのことで見送られたそうです。
「時間延長」は、定期試験の合理的配慮としてよく語られます。でも子どもによっては、かえって疲れてしまって「配慮」にならない場合もあるんですね。
「合理的配慮」はオーダーメードであるべきというだと、つくづく思います。なので「合理的配慮」と名のついた商品があったとしたら、それは本質ではないわけです。ひとりひとり必要としている「配慮」が違うからです。
それにしても、試験問題に色鉛筆やマーカーを使うくらいは合理的配慮ではなく、普通に認められていいような気もします。
トビラコ店主
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